
高校2年生の時に服に興味を持ち出し、万人受けするセレクトショップの服に何故か魅力を受けなかった。
当時から今も変わらず私の中でのお洒落な人(私の従兄弟)に影響を受け、初めて買ったのがPLAY COMME des GARCONのワンポイントTシャツ。
当時は他のラインの商品に手が届かず、何か安く買えるモノということでTシャツを選んだのを覚えている。
今となっても、デザイナーズブランドとして世界中で有名なコムデギャルソン。私の住んでいるマレーシアでもPLAYのTシャツを来ている方を稀に見かける。
当時から、何か惹かれるこのブランドを今回は解説していく。
COMME des GARCON(コムデギャルソン)とは?
1973年に株式会社コムデギャルソンを設立され、現在では世界各地に200を超える店舗を展開している。昔も今も変わらず日本を代表する最高峰のモードブランド。
どんな服があるの?
前衛的で芸術的な服が多いイメージのブランドだが、複数のラインが存在する。
現在の主流ラインアイテムとして
PVCトートバック
CDGエアラインコーチジャケット
が挙げられる。どちらも今になっては、街中でよく見かけるアイテムで、海外でもブート品や偽物が販売されていることもあるくらい有名である。
個性派デザイナー
デザイナー兼経営者は川久保玲。これほどの独特な世界観を醸し出し、かつ人々にも評価されるデザインをクリエイトしているが、驚くポイントが独学で服作りを勉強していること。
80年代当時、タブーとされていた黒(ブラック)を用いたカラーデザインを多用し、コレクションを通してファッション業界に衝撃を与えた。
同時期に活躍していたヨウジヤマモトも黒(ブラック)を用いたカラーデザインを多用し、当時は「黒の衝撃」と呼ばれていた。
また、80年代には、コムデギャルソンというブランドが流行し、オカッパヘアーで黒服のカラス族というスタイルが流行した。
モードというスタイルが、華やかに評価されていた時代に穴が空いていたり、ルーズで黒い服を展開していたため、「ボロルック」と言われていたそう。
コムデギャルソンのラインを紹介
COMME des GARCON
レディースコレクションを手掛けているライン。
COMME des GARCON HOMME PLUS
メンズコレクションのラインで川久保玲が手掛けている。
COMME des GARCON HOMME
時代に流されないメンズファッションライン。現在はワタナベジュンヤがデザインで、当初は川久保玲がデザインしていた。
COMME des GARCON COMME des GARCON(通称:コムコム)
川久保玲が好きなものを表現しているラインで、現在でも変わらない、昔の映画に出て来そうな独特の雰囲気がある。
COMME des GARCON SHIRTS
シャツがメインとなるラインで、フランスをメインの生産国としており、ストライプのアイテムが多い。私も以前、1枚持っていたが少し大きめのサイズなので、購入する際はサイズに注意してほしい。
PLAY COMME des GARCON
「デザインしないこと」がコンセプトのワンポイントシャツライン。今となってはコムデギャルソン定番アイテムとも言えるかもしれない。
CDG
コムデギャルソンのエアラインロゴをフューチャーしたライン。私のイメージでは、2015年くらいに写真のコーチジャケットが世間一般の間で流行し、今でも古着屋でも見つけることが困難になっている。
COMME des GARCON JUNYA WATANABE MAN
ベーシックの追求をテーマにしたライン。ワタナベジュンヤが好きなものを表現している。
おまけ ギャルソン氏
コムデギャルソンをこよなく愛する大学生であり、Twitterの炎上からファッション界隈だけでなく多くのメディアを騒がせた「ギャルソン氏」。