2017年に発売されたAir Podsは、近距離無線通信 Bluetooth(ブルートゥース)技術を利用したマイク付きワイヤレスイヤホンで、スマートペアリング、ワンタップ電源ON、ダブルタップ Siri 起動で操作・電話もできる画期的な機能を搭載し、当時アップルストアで購入後の納品が6週間待ちになるほどの大ヒット商品となった。
先日2019年3月29日に発売されたAir Pods2も、世界中で上々の売り上げで、現在私が暮らしているマレーシアでも利用者を頻繁に見かけることがある。
「無線でシンプルなイヤホン」と画期的なアイデアで市場を賑やかしているAir Podsに対して、ファッションとガジェットとが融合した商品がBOSE(ボーズ)から販売された。
今回ご紹介する「BOSE FRAMES」は、世界有数の音響メーカーBOSEが開発したオーディオAR機能内蔵のサングラス。サングラスとしての機能はもちろん、最先端技術が搭載されたこの一本を徹底解析する。
BOSE FRAMESとは?
BOSE FRAMESは、サングラスのサイドに小型のスピーカーを内蔵し、従来の視覚を通して情報を得るARグラスとは異なり、音声のみで情報をお知らせしてくれる新しいコンセプトの製品。まさに映画で見かけるような、次世代のサングラスである。
主な機能
AR機能内蔵のサングラスだが、具体的には以下のことができる。
連続音楽再生(約3.5時間)
ワイヤレスイヤホンなので長時間の再生は不可能だが、約3.5時間連続で音楽を聞くことができる。旅行先で、日差しの強い日中であったり、タウンユースで少し散歩をする時には重宝しそうである。
ジェスチャー操作
音楽を聞くだけでなく通話の受信や音声アシスタントを操作することも可能。声コマンドでの操作のほか、顔を傾けたりうなずいたりとジェスチャーでの操作も可能。
ハンズフリーでの通話
ワイヤレスイヤホンと同じ原理で、ハンズフリーでの通話が可能である。1つ注意点は、イヤホンをつけていないので、街中でサングラスを掛けて独り言を話している変な人に思われる可能性はある。
以下の動画で、詳しくレビューされているので是非参考に見てほしい。
2種類のフレームデザイン
デザインは現在展開されているので2つ。
上から丸みを帯びたレトロ感のある形と、サングラスの一般的な形に近い逆台形の形になる。最先端の技術を盛り込んだ製品でありながら、クラシカルなデザインで質感もマットブラック。リーズナブル感が全く感じされられないのも魅力の1つである。
ちなみに、先日BOSEのプロダクトサポートがユーチューブを通して公式にレンズの交換ができることを発表している。自分の好みに合わせたカラーレンズにカスタマイズも可能である。
気になる価格は?
BOSE FRAMESは現在、アメリカBOSE公式サイトにて199.95ドル(約2万2000円)で販売されているが、日本のオンラインショッピングを利用すると倍の約4万程になる。公式サイトで購入するのも可能だが、英語サイトでの購入や発送トラブル、高い送料を考えると、Amazonや楽天市場を利用するのが無難である。