IoTの時代がやってきた。
IoTとは”Internet of Things”の略でモノのインターネットという意味をもつ。
つまりインターネット通信を介してあらゆるモノをつなぎ、生活の全てをコントロールするというもの。
前回紹介したechoも、そんなモノをつなぐ商品として多くの方が愛用している。
さてIoTを導入するにあたって、問題となるのはIoT対応の家電や家具に変えていかなければいけない事。全てをIoT化しようと思っても、すぐにはなかなかできない・
そんなあなたに今回はすぐに導入できる、「ボタンを押すためだけのロボット」で古い家電をIoT化できるという画期的でシンプルな商品を紹介しようと思う。
『指先ロボット』Fingerbot。
Fingerbotの名の通り、指の代わりになる。ただそれだけのシンプルな商品だが、これが便利。
専用のアプリやGoogle HomeやAmazon アレクサなどスマートスピーカーを使用して、電気のスイッチやエアコンのスイッチなどの物理的ボタンを押してくれるというもの。
とにかくボタンがついている家電であれば、基本的になんでも使用できる。
例えば、先ほどの例でいえば、エアコンのスイッチ部につけておけば、外出先でボタン操作を行えば、家に帰る頃には快適な室温で過ごせるようになっている。
基本的な使い方としては
- Bluetooth接続によるスマホからの操作
- 起動タイミングを予約して決まった時間に操作
- オプション追加「Bridge」を使えば、インターネット経由で外出先で操作
- スマートスピーカーによる操作
家でも外でも使用できる仕様にしておけば、ちょっとした作業を省けるので、時間短縮になる。
主に考えられる使用用途としては
- 部屋の電気ON/OFF
- エアコンのスイッチ
- ルンバのスイッチ
- コーヒーメーカや炊飯器などのキッチン家電
どれも少し面倒な操作で、外出先に少しでも操作できれば、少しストレスが減るかもしれない。
設置については3Mのテープやマジックテープを使った取り付けになるので、家具家電を傷つけたり、跡が残る心配もない。
本商品はクラウドファンディングで資金を募っており、現在で1,200万円調達している。
ボタンに応じた5種類のアームがセットになったパックで資金調達を行なっている。すでに手にしている方も多く、今後さらに様々な場所で見かける事も増えるかもしれない。