SamsungからGalaxy S10シリーズの発表と同時に完全ワイヤレスイヤホン「Galaxy buds」が公開されました。最近ではAppleの「Air pods」やGoogleの「Google bods」を筆頭に様々なワイヤレスイヤホンが登場しています。
特にSamsung製品は何かとAppleと比較されやすい傾向にありますが、今回もAppleの「Air pods」と比べることで「Galaxy buds」の魅力について迫っていきたいと思います。
目次
Galaxy budsのここがいい!
耳にフィットしやすいデザイン・重量
Galaxy buds はカナル型(耳栓型のイヤピースを耳の中に入れるタイプ)を採用しており、音漏れのしにくい構造になっています。小ぶりで可愛いデザインですが、重量は6gでAir podsより2g重く、サイズ感も個人的には少し大きいような気もします。
しかしながらカスタマイズ性という点では、Galaxy budsはイヤピースが2種類同封されており、それぞれの耳のサイズに合わせて仕様を変更できます。Air podsではどうしても激しい運動や使い方によって落ちてしまうことがあるので、そういった心配は解消されると思います。
ケース重量はGalaxy budsが41g、Air podsが38gとこれまたAppleの方が軽量ですが、普段使用する際にはあまり気にならない程度だと思います。
6時間連音楽続再生可能
Galaxy budsは一回の充電で6時間連続で音楽を使用でき、Airpodより1時間多く再生することができます。
しかしバッテリーケースの充電容量を含めた場合、Airpodが24時間なのに対しGalaxy budsは13時間となってしまいます。
どちらを取るかは人それぞれですが、個人的にはイヤホンを装着している時間よりも、ケースに閉まっている時間の方が長いのでバッテリーケース充電容量をもう少し向上させて欲しい感は否めません。
お手頃価格
Galaxy S10販売当初は予約するとGalaxy budsが無料でついてくるという特典がありました(買っておけばよかった...)。
現在はキャンペーン?も終わり販売価格は下記のように設定されています。
- Galaxy buds 約14,500円
- Air pods 16,800円
ここが少し残念
音質
Samsungは豊かで高感度なライブサウンドを提供とうたっていますが、実際低音は少し弱く、高音も特に鮮明に聞こえるという訳ではありませんでした。まとまりは悪くないものの、特徴的な音質ではありません。
それに対して、Air podsは全体的に奥行きのあるサウンドで印象的なミッドレンジと全体的にトーンが整っており、音質という点では軍配が上がっていると思います。
ペアリング
ペアリングの設定は簡単で、またスマフォの複数の機能をイヤホン操作から行えます。外側にセンサーが内臓されており、「音楽再生/停止」、「曲送り/曲送り」、「音量調整」ができます。Air pods同様ケースから取り出してすぐに使える仕様になっています。
Something familiar with Samsung’s Galaxy Buds pairing, oh yes, Apple AirPods pic.twitter.com/h0mD9oS14t
— Dylan Gardner (@Dylan_Gardner) 2019年2月21日
しかしYoutubeやその他レビューを見る限り、うまくペアリングされないことが発生しているようです。ペアリングされない際はBluetoothの設定画面から接続機器を確認して操作しないといけなくなるので、少し面倒くさいですね。
その他最新機能
ワイヤレス充電に対応しており、同時発売されたGalaxy S10とも相性がいいです。スマフォ本体でGalaxy budsを充電できるので出先で充電を心配する必要はなくなるかもしれません。
また完全密着型のイヤホンですが、イヤホンを長押しタップすることで外部の音を取り入れることもできます。もし外して会話を聞きたい場合などは、少し注意が必要です。タッチ操作が反応して音楽が停止されたりすることがあり、出来るだけ上と下を挟むようにしてタッチ操作部分には触れないようにしましょう。
まとめ
- シンプルでかわいいフォルムが特徴のデザイン
- 長く使える!連続音楽再生時間6時間
- ケースを開けば使えるペアリング機能
- 特徴はないが、価格に対し悪くないサウンド
- Galaxyスマフォとの相性がいい