世界中のファッショニスタから愛されるシューズブランド「ドクターマーチン」。トータルコーデがシンプルでも、圧倒的に存在感を放つおしゃれなデザインはもちろん、弾むような履き心地も魅力。
ロックな雰囲気を持つブーツといえば、「ドクターマーチン」と言われるほど、多くのファンを持つ名作だけに、1足は手に入れてみたいという人も多い。とはいえ、ドクターマーチンと一口に言ってもその種類は多く、どれを選ぶべきか悩ましい部分もある。「3ホール?8ホール?」「ローカット?ハイカット?」など選ぶ項目はたくさんある。
スラックスにはもちろん、デニムやカーゴパンツとも相性のいい革靴。まさしく“万能”なアイテムとして日々のコーディネートに馴染んでくれるわけだが、夏や秋の装いに取り入れるとなれば、レザーの重厚感と生真面目な佇まいが仇となったり。ショーツにTシャツ、といったカジュアルな着こなしの中では浮いてしまう可能性もある。
今回は、そんなドクターマーチンの大人が合わせるおすすめモデルを紹介する。
目次
ドクターマーチンとは?
Dr. marten(ドクターマーチン)は、ウェリングバラのウォラストンに本社を置く英国の履物および衣料品ブランド。
靴のケア製品、衣類、バッグなど、さまざまなアクセサリーを製造している。Dr. martenに加えて、Doc MartensまたはDocsとしても知られている。デザインも他の革靴とは少し違い、上部の形状、溶接構造と黄色のステッチなどカジュアルな雰囲気があるのが特徴。
イギリス文化の様々なグループの中で履物の選択肢になっており、若者のサブカルチャー、特に90年代前半のグランジファッションシーンから現在まで人気を誇っている。
その後もパンクス・モッズ・ロッカーズの定番として、ストリートカルチャーと密接に結びついたスタイルで絶大な支持を受けるなど、ファッションに欠かせない重要アイテムとして不動の地位を築いている。
ドクターマーチンの魅力とは?
ドクターマーチンの魅力はたくさんあり、その中でも私が思う他の革靴とは違った魅力を紹介する。
- 耐久性に優れている
- デザインが個性的
- 弾むような履き心地
- 限定モデルの種類が豊富
- モノによっては大人コーデ、ロック、パンクなどコーデの幅が広がる
以上のように、革靴であればクリアして欲しいポイントである耐久性、履き心地はもちろんのこと。何と言っても1番の魅力はデザインである。
他メーカーには無いような、革靴シーンを圧倒させる個性的なデザインは、履くひと見る人を楽しませる。またコラボ商品や限定商品が多く、ファンからしても毎回リリースされる商品が楽しみになる。
大人が合わせるドクターマーチンはこれ!
ドクターマーチンは、ラインによって合わせるコーデも変わってくる。一般的には、8ホールタイプはロックスタイルに合わせたり、大人コーデを作るときは3ホールのローカットタイプがキレイにハマる。
今回は、そんな大人なスタイルに合わせやすいラインを紹介していく。
Dr.Martens 1461 3EYE GIBSON BLACK
1960年に発売されたドクターマーチンのファーストモデル"1460"(1960年4月1日に発売した事にちなんでいる)。
発売当初は労働者階級や警官が愛用するワークブーツとしての用途が中心だったが、スキンヘッズが目をつけ始めた事からミュージシャンの愛用者も増え始め、世界的アーティストや、有名映画の劇中でも使用されることにより、ドクターマーチンは空前の大ブームとなった。
今作は、ワックスで艶を出させたレザーアッパーを採用した、長年愛されてきたDr.Martensの大定番な1足。
マーチンのアイテムの中でポピュラーな3EYE BOOTで、一足持っておくと使い回しが利いて便利な万能アイテム。
Dr.Martens 2976 CHELSEA BOOT BLACK SMOOTH
ビートルズ、ローリングストーンズ、ザ・フーなどの世界的アーティストや、スタンリー・キューブリック監督の代表的作品「時計仕掛けのオレンジ」の劇中でも使用されることにより、ドクターマーチンは空前の大ブームとなったこちらのブーツ。
サイドゴアブーツは脚の内外双方のくるぶし周辺に、ゴムを織り込んだ伸縮性のある素材を配したブーツで、シューレースやバックルで固定する必要がないことから着脱も容易。脚の形に合わせてしっかりとフィットし、シンプルですっきりとしたスタイルは、フォーマルスタイルにもビジネスにも合わせることが出来る、使い勝手の良いブーツ。
あらゆるファッションに自由にコーディネイトできるデザイン性の高いマーチンブーツは重宝すること間違いなし。