2019年4月4日にAppleから「Powerbeats Pro」が登場しました。
Beats初の左右分離型の完全ワイヤレスイヤホンです。
Apple H1 ヘッドフォンチップ採用の今回のイヤホン、お値段は少し高いですが同社AirPodsの性能を上回るかもしれない商品です。
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AirPodsとの比較も含めて、その魅力を紹介していきたいと思います。
目次
主な特徴
- Apple H1 ヘッドフォンチップ
- 最長9時間再生、充電ケース併用で24時間以上
- 耐汗/防沫性
- 「Hey Siri」対応
- 調整可能イヤーフックと、選べるイヤーチップ
- 片耳、または両方でオーディオ再生コントロール可能
- 自動オフセンサー
美しいデザイン性〜外観〜
デザインは前作のPowerbeats 3同様耳にかけるイヤーフック付きのタイプになっており、運動時も落とすことのないスポーツに適した形でよりシャープになった気がします。
特に耳にフィット感にこだわっており、複数の耳の形状をモデリングし、人間工学に基づいて設計され製作されました。
よって少し傾斜角のついた異質な形になっています。
またフィット性を向上させるために、4つのサイズのエアーチップが同封されており、調整可能なイヤーフックを採用しています。
全モデルより23%小さく17%の軽減に成功しました。
カラーバリーエーションはアイボリー、ネイビー、モス、ブラックの4色展開しています。
特に他シリーズ同様、Beatsの象徴である「b」のロゴとの色のコントラストがかっこいいですよね。
充電バッテリーと合わせて見ると、
ケース自体は丸みを帯びていて可愛らしいデザイいですね。
少し残念なところはAirPodsに比べると少し大きい感じですね。。。
ポケットにしまって違和感がなければいいのですが、実機を見てみないと何とも言えませんね。
しかしながら、イヤホン本体自体9時間持つので1日バッテリーなしで持ち歩いていても、相当な音楽好きでない限り大丈夫そうですね(笑)。
AirPodsを超える機能性
そもそもコンセプトが違うので比べるのは野暮かもしれませんが、せっかくのApple製品なので比較しながらみていきましょう。
性能比較(AirPods)
Powerbeats Pro | AirPods | |
チップ | H1 ヘッドフォンチップ | H1 ヘッドフォンチップ |
Class | Class 1Bluetooth | 非公表 |
ペアリング | ケースのふたを開ける | ケースのふたを開ける |
オン/オフ | 装着のみ | 装着のみ |
ベッテリー | 9時間 (ケース合計24時間以上) |
5時間 (ケース合計24時間以上) |
充電 | Lightning | Lightning/Qi |
Powerbeats Pro | AirPods | |
耐汗/防沫 | ◯ | - |
片耳再生通話 | 可能 | 可能 |
操作 | 左右どちらでも 音量/トラック/再生 |
左右どちらでも トラック/再生 |
Hey Siri機能 | ◯ | ◯ |
ノイズ除去 | ◯ | - |
通話ノイズ除去 | 加速度センサー | 加速度センサー |
AirPodsにある機能をカバーしている上に、さらに追加機能があるといった感じでしょうか。
しかしPowerbeats Proはワイヤレス充電には対応していないそうです。
Youtuberの「KICS」さんも驚きを隠せないようです。
新型AirPodsに関しては前回記事参考にしていただければと思います。
注目すべき違いは、耐汗/防沫対応、バッテリー、音量操作機能です。
スポーツする方はもちろん、普段使いする方でも直感的に操作でき、1日中使う上で不満となりそうな点を全てカバーしてくれています。
音量調整は物理ボタンになりますが操作する上では何の問題もないかと思います。
性能比較(Powerbeats3)
Powerbeats Pro | Powerbeats3 | |
耐汗/防沫 | ◯ | ◯ |
片耳再生通話 | 可能 | 不可能 |
操作 | 左右どちらでも 音量/トラック/再生 |
リモコン部 音量/トラック/再生 |
Hey Siri機能 | HeySiri | リモコンボタン |
ノイズ除去 | ◯ | - |
通話ノイズ除去 | 加速度センサー | - |
前作と比べると改善点は一目瞭然ですね。
改めてPowerbeats3をオススメすることはできなさそうです。
個人的に嬉しい点
H1ヘッドフォンチップ
前回AirPods紹介の記事でも記載していますが、他者を圧倒するH1ヘッドフォンチップがPowerbeats Proにも搭載されています。
改めてH1ヘッドフォンチップを紹介しますと
- 「充電ケースを開いた瞬間に使える」といった、デバイスのワイヤレス接続の圧倒的な速さを実現
- デバイス切り替えも早くスマホとパソコンとの相性もいい(AirPods第一世代の2倍の速さ)
- 電話通話への接続も問題なし(AirPods第一世代の1.5倍の速さ)
- Hey Siri対応
- ゲームプレイ時の転送遅延も第一世代に比べ30%って低減
AirPods第一世代を使った方ならわかるかもしれませんが、初代モデルでも接続に関する安定性に驚いたユーザーも多かったのではないでしょうか。それがさらに改善されたチップを搭載しているといことなので、ストレスを感じることなく使用できると思います。
スポーツに適している
繰り返しにはなりますが、イヤホンデザインと耐汗/防沫、9時間バッテリーはスポーツをする上で助かる、ユーザー目線で考えられた点だと思います。
AirPodsの難点はやはり付けながら運動していると落ちてしまうことがあったり、汗を気にしてしまい結局使わないなんてこともあったので、非常にありがたいです。
また本体バッテリーも9時間持つので、充電ケースはいらないんじゃないかとさえ思ってしまいます。
あとは前モデルのPowerbeats3にもありましたが、Class 1Bluetoothを導入しているのでiPhoneとの通信にも問題がないと思います。離れていても途切れることなく使えるのは大事ですよね。
少しお高め?価格
Powerbeats Pro | ¥24,800 |
AirPods with Wireless Charging Case | ¥22,800 |
AirPods with Charging Case | ¥17,800 |
Powerbeats3 | ¥19,800 |
Beats X | ¥11,800 |
値段はApple他製品に比べると高いです。。。。
一昔はイヤホンにお金をかける人も少なく、4万円ぐらいのSHUREのイヤホンをバイト代で買って周りに引き目で見られてましたが、最近はその風潮も少しずつなくなっている気がします。
ただ24,800円の今回の商品、注目されているとはいえどこまで売り上げられるのか楽しみです。
発売予定日は5月発売予定で下記公式サイトから通知を受けとることができます。
https://www.beatsbydre.com/jp/earphones/powerbeats-pro
まとめ
いかがでしたでしょうか?
個人的には高い品質にはそれなりの価格になってしまうと印象です。
ただ現在Appleが出している中でも最高峰のイヤホンですし、ブランド価値もあると思います。
それぞれ好みはありますが、デザイン、機能性の中でも購買意欲をそそる所が一点ぐらいはあったのではないでしょうか?
マレーシアでApple製品を買うと高くつくので、日本に帰った時にでも購入したいなあと思います。
(日本はアメリカの次くらいにApple製品が安く買える素晴らしい国なんですよ...)
今回の記事は僕の大好きな「Appleが大好きなんだよ」さんを参考にさせていただきました。