カシオ計算機は9月19日、耐衝撃ウオッチ「G-SHOCK」の新製品となる「GMW-B5000TB」を発表した。
初代G-SHOCKの姿を受け継ぎつつ、フルメタルのボディを実現した人気のGMW-B5000シリーズで初めて、外装に軽量なチタンを採用したモデルになる。11月8日に発売し、税別価格は150,000円+税となる。
今回は新製品となる「GMW-B5000TB」の主な特徴、仕様・機能に迫っていく。
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従来のベースモデル「GMW-B5000D」
G-SHOCKシリーズの原点ともいえる初号機「DW-5000C」
G-SHOCKの初号機「DW-5000C」が発売されたのは1983年。落としても壊れない時計を つくるという開発者の熱き信念。当時の常識を覆す、 無謀ともいえる挑戦からメカ屋好みの耐衝撃時計として市場へ。
2018年、初代モデルDW-5000Cの発売から35年の時を経て、「外装の進化」「構造の進化」「モジュールの進化」をコンセプトに、フルメタル化を実現し、Connectedエンジンを搭載したGMW-B5000D。
本製品のイメージは便利なテクノロジー機能を追加したイメージに近く、時計もIoTが進んでいる時代でApple watchやsmart watchが流行っているが、これほどメタリックでビジネスウォッチに近い時計は他にない。
新製品となる「GMW-B5000TB」
新モデルのGMW-B5000TBは、ケース、バンド、ベゼル、裏ぶた、ボタンといった外装のメインパーツに、チタンを用いている。
チタンは、メタル腕時計の一般的な素材であるステンレスよりも軽く、先程紹介した従来モデル(GMW-B5000D)と比べて57gの軽量化。
各メタルパーツの表面には硬度を高めるDLC処理を施し、風防は傷に強いサファイヤガラス。フェイスの液晶は、従来モデルと同様に斜めからでも時刻を読みやすいSTN液晶。
デザイン面では、「DW-5000C-1B」を再現しており、ブラックのケースにゴールドの文字やラインをアクセントとし、カラーリングを継承。裏ぶたは気密性の高いスクリューバックを採用。
また、スマートフォンとBluetoothでつながる「スマートフォンリンク」機能を搭載。こちらも従来モデル同様、iOS用・Android用の専用アプリから、時計の時刻修正、ワールドタイムといった設定を分かりやすく行える。
GMW-B5000TBの主な特徴
GMW-B5000TBの主な特徴を以下にあげる。
・ファインレジン緩衝体を挟むことでフルメタルケースでも耐えうる耐衝撃構造
・耐摩耗性に優れるDLC処理を施した高い質感のスクリューバック
・フィルムソーラーセルや、斜めの角度からでも時刻表示が判読しやすいSTN-LCD(液晶)によるクリアな視認性
・スマートフォンリンク(約300都市+オリジナル都市のワールドタイム設定、自動時刻修正、簡単時計設定、リマインダー、タイム&プレイス、携帯電話探索、バッテリーインジケーター表示(7段階で表示))
・世界6局(日本2局、中国、アメリカ、イギリス、ドイツ)の標準電波を受信し、時刻を自動修正するマルチバンド6
・タフソーラー
・ワールドタイム5本
・高輝度なフルオートLEDライト(スーパーイルミネーター、2秒/4秒残照時間切替、フェードイン・フェードアウト付き)
・6ヵ国語(英語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ロシア語)の曜日表示