iPhone を買うのではなく、Appleを買う。
多くのユーザ待望の新iPhone 13が発売された。
性能の高さなどが高評価を得ており、iPhone 11・12ユーザーの中にはiPhonse 13に乗り換えた人もいる。
iPhone 13の具体的なスペックについては多くの方がレビューしている。
本サイトではスペックももとより、「なぜiPhone 13が注目を集めることが出来た理由」と「Apple製品がなぜ売れるのか」についてお話したいと思う。
目次
正直Androidの方が安くて、性能高いのでは?
近年は新スマホブランドが参入し、性能が高く新技術を搭載したスマホを低価格で提供している企業もある。
幅広く、高画質なカメラレンズや折りたたみスマホ、完全全画面スマホなど注目度の高い商品は多くある。
一昔前のiPhone SEも低価格で購入できる。しかし市場を見れば同時期の『Galaxy S10』はもっと安くで取引されており、性能でいえばGalaxy S10の方が高い。
それでもなぜ私達はiPhoneを購入するのだろうか。
iPhoneを買う理由は?
スマホ選びには個人それぞれ理由が異なるかもしれない。
ただ理由の1つとして「Appleはカッコいい」というシンプルな要素があるのではないだろうか。
カッコいいの基準も違うかもしれないが、私が感じるAppleの素晴らしい所は「競合はどこか?なんて考えていない」という点。
iPhone一つとっても、Appleが納得した機能と性能を組み込んだオリジナリティがある。
他に流されない独自の路線で進んでいき、他社と同じ性能でもそれは真似をしたのではなく、『Appleが考えついた先にその機能が必要だった』という事に過ぎない。
これはiPhone Xを例に上げてもわかる。全画面スマホはAppleが世界初というわけではなかった。それにも関わらず、発売当初注目されたのは”Appleが全画面を採用したから”という事。世界トップのAppleが全画面を導入するとUIはどうなるのか?本体デザインはどのように再現してくるのか?と注目が集まるわけだ。
またそのオリジナリティの高さがユーザーの会話でも『iPhoneかAndroidか』と比べられるほど、数多あるAndroidと1つのAppleブランドの対比になる程、強力なブランドイメージがある。
結局はブランディング?
ブランディングに踊らされていると思う人も中にはいるかもしれない。
確かにブランディングがユーザを惹きつけていることも大いにある。ただ大切なのはそのブランディングがどうして作られたかではないだろうか。
ブランディングが確立するまでの背景を見れば、スティーブ・ジョブスをはじめとする多くの従業員が先天性を持ったアイデアを形にしてきた歴史がある。
iPhoneのUI一つとっても、他社には無いシンプルで使いやすいデザインで、直感的操作を可能とした。スマホ本体デザインも一目見れば、Appleのスマホと分かるほど他とは逸脱している。そんなiPhoneを開発している裏には、選ばれた専門性の高い従業員が日々開発していると考えると、ここまでのブランディングを確立したのにも納得できる。
新しい新デザイン・技術を搭載したスマホが発売される中。iPhone SEの在り方も背景が見えて来るようでロマンを感じざるをえない。
デザインはiPhone 8に近いものの、あのデザインは長年ユーザーに愛されてきた実績がある。使いやすさはお墨付き。
さらにカメラ、チップ、使い勝手が向上している。価格も低く設定されていることを見ると「スマホの究極を追求した結果」ではないだろうか。
本当にユーザーにとって必要な機能は何なのか?ハイスペックであればそれでいいのか?を改めて問いた結果がiPhone SEではないか。
Appleの従業員が考えに考えた結果、発売されたiPhone SE。深く考えれば考えるほど、Galaxy S10を買う理由にはならない。
iPhone 13を買わずに何を買う?スペック
今一度スマホの使い方を考えるいい機会かもしれない。
- 高画質・超広角・望遠カメラは必要?
- 全画面がいい?
- ディスプレイの違いは重要?
使い方によるかもしれないが、スマホに求めるスペックは限られている。
カメラで言えば、日々の生活で超広角で撮りたいシーンがどれほどあるのか。
全画面で言えば、映画やゲームを楽しむのにフルサイズである必要があるのか。
ディスプレイの違いを見分けられるのか。
iPhone12/miniとiPhone13/mini 比較・違い
カラーバリエーションに大人気の「ピンク」を採用
ストレージ容量の64GBがなくなり、「512GB」が追加
プロセッサがiPhone13 Proと同じ「A15 Bionic」になり処理能力が向上
ビデオ撮影に「シネマティックモード」が新搭載
バッテリー(電池)持ちも向上
スペック | iPhone12 mini | iPhone12 | iPhone13 mini | iPhone13 |
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発売日 | 2020年11月13日(金) | 2020年10月23日(金) | 2021年9月24日(金) | |
カラー | ブラック/ホワイト/パープル/グリーン/ブルー/PRODUCT(RED) | ミッドナイト/スターライト/ブルー/ピンク/PRODUCT(RED) | ||
画面サイズ | 5.4インチ | 6.1インチ | 5.4インチ | 6.1インチ |
解像度 | 2,340 x 1,080ピクセル (476ppi) |
2,532 x 1,170ピクセル (460ppi) |
2,340 x 1,080ピクセル (476ppi) |
2,532 x 1,170ピクセル (460ppi) |
ディスプレイ | Super Retina XDRディスプレイ | Super Retina XDRディスプレイ | ||
リフレッシュレート | 60Hz | 60Hz | ||
ストレージ容量 | 64GB/128GB/256GB | 128GB/256GB/512GB | ||
プロセッサ | A14 Bionic | A15 Bionic | ||
カメラ性能 | デュアルカメラ(広角ƒ/1.6・超広角ƒ/2.4) メインカメラ:1,200万画素 インカメラ:1,200万画素 スマートHDR 3 |
デュアルカメラ(広角ƒ/1.6・超広角ƒ/2.4) メインカメラ:1,200万画素 インカメラ:1,200万画素 スマートHDR 4 |
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ビデオ撮影 | 4Kビデオ撮影 | 4Kビデオ撮影 シネマティック |
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生体認証 | Face ID(顔認証) | |||
防塵・防水性能 | IP68 | |||
コネクタ | Lightningコネクタ | |||
大きさ(高さ×幅×厚さ) | 131.5×64.2×7.4mm | 146.7×71.5×7.4mm | 131.5×64.2×7.65mm | 146.7×71.5×7.65mm |
重さ | 133g | 162g | 140g | 173g |
ディスプレイ
画面サイズ自体はiPhone12と変わってはいません。
ノッチ(画面上部のカメラ部分)が約20%小さくなり、iPhone13 Pro/Pro Maxでは「リフレッシュレートが120Hz」になりました。
リフレッシュレートが120Hzになったことにより、インターネットを見た時にスクロールが滑らかになったり、ゲームをするときにより遅延のない映像を楽しめる。
動きの激しいスマホゲームは「iPhone13 Pro」というだけで勝率があがるかも。
スマホを買う時はノートに自分が使用する目的を書き出してみるといいかもしれない。そうすれば、多くの人がiPhone を買うという決断にたどり着くのではないだろうか。