今年も集中豪雨など大雨が何日も降ったりと自然の猛威にさらされる日が多い気がする。
全国的に雨量が増加し、局地的に大雨が降った。
今回は、雨の日でも気にせず履ける、防水性に優れたおすすめのスニーカーを紹介する。
デザイン性も欠けていないトータルコーデにもマッチする万能な逸品である。
目次
ジャーマントレーナーとは
まずはジャーマントレーナーとは、
1970~90年代ごろに旧西ドイツ軍がトレーニングシューズとして着用していたスニーカー。
ジャーマン=ドイツの トレーナー=トレーニング用品
名前の通り西ドイツ軍の室内用トレーニングシューズとして使われていたのがジャーマントレーナー
大手スポーツブランド、アディダスやプーマが、自社工場にて軍規格として生産して、これらの製品が軍で使用されていた。
1900年代初めごろに誕生した老舗のシューズメーカー「セボ社」が当時のデザインを引き継いで復刻させたことで、ファッション用のシューズとしても大変注目を集めた。
現在では、様々なブランドが製造しており、セレクトショップなどでも多く取り扱われている。
「フィクチュール」コーデュラジャーマントレーナー
クラシカルな見た目と世界の様々な文化や生活スタイルからインスパイアされたスニーカーフィクチュール コーデュラジャーマントレーナー。
フィクチュールは “ あなたの日常生活をちょっとだけ幸せに "をコンセプトとして、旅行や外出先、仕事や生活の中などにおける「欲しいもの、あったら便利なもの」 にフォーカスし物作りをしている。
コレクションは 1年の間「1つの国」をテーマにしている。 デザインを行う前にテーマ国に滞在し、空気を肌で感じながら、 生活、歴史、アート、音楽、などの“文化や要素"に触れ、インプットし頭でイメージをおこしてから作り始める。だからこそデザイン性を備えた逸品に仕上がっているのだ。
元々は軍で使用されていた?
元々は西ドイツ軍の訓練用のスニーカーとして誕生したジャーマントレーナー。 1930年代から存在する歴史背景のあるスロバキアの工場で生産されている。
数多くの軍用シューズの生産を手掛けていた実績があり、今でもひとつひとつ丁寧にハンドメイド生産。
耐久性に優れたCORDURA(コーデュラ)を採用
ナイロンの7倍もの強度を持つ耐久性に優れた繊維に対するインビスタ社の登録商標「コーデュラ」
防水性、耐引裂性、磨耗、引裂き、摺り切れにに対する強さを備え、高機能の衣服、用具、ワークウェアに使われる丈夫な素材である。
「CORDURA」のタグが着いたスニーカーは非常に珍しい。
おすすめブランド ジャーマントレーナー
MAISON MARGIELA(メゾンマルジェラ)
マルジェラのジャーマントレーナー。シュータン部分にマルジェラのタグをつけている以外は、ほぼ忠実に作っている。ここまで何の変哲もなく製作するということこそが、ジャーマントレーナーがいかに美しいデザインか物語っている。
Dior HOMME(ディオールオム)
マルジェラ以外のジャーマンと取れで思いつくブランドといえばDior。サイドアッパーに入った黒いラインが特徴。光沢感の出る上質な素材を使用しており、上品な印象に映る。
TOMO&Co
エアソールを使用したジャーマントレーナー。サイドのステッチングなどは本家ジャーマントレーナーをかなり忠実に再現している。平坦なアウトソールが一般的だが、本製品は少しスポーティーな印象も受ける。
LIGA(PUMA)
PUMAからリリースの「LIGA」もジャーマントレーナーをモチーフにしたスニーカーを展開している。元々、PUMAはドイツ軍の訓練用シューズの生産を担っていたことから、ゆかりのあるブランドとなっている。
アディダス BWARMY(adidas)
adidasもPUMAと同様にドイツ軍の訓練用シューズの生産を担っていた。見た目はオリジナルのジャーマントレーナとは見分けが付かないくらい忠実に再現されている。
エンダースキーマ ジャーマントレーナー
タナカユニバーサル 1183
1944年にドイツ軍からの支給が終わり、当時の工場で型紙や機械を受け継いでそのまま生産を再開させたのがタナカユニバーサル。
日本国内でジャーマントレーナーといえばタナカユニバーサルは外せません。
レプリカジャーマントレーナーの元祖で、本物といえばタナカユニバース1183。