11月も下旬に差しかかかり、より一層寒さが際立つ季節になってきた。
コートやダウンジャケットなど、本格的な上着を着始めている方も多いのではないだろうか。
ビジネスシーンのおすすめコートについては、以前まとめたのでそちらを参考にしてほしい。
しかし、そんなコートで気になってしまうのがシワや染み付いた匂いではないだろうか。
特にコートは洗濯できないものが多く、一度ついたタバコなどの臭いはなかなか取れない。
そこでおすすめなのが、パナソニックから発売されたコンパクト衣類スチーマーだ。
たった640gの軽さでありながら、消臭効果や衣類スチーマーとしても使える優れものだ。
そこで今回は、パナソニックの「コンパクト衣類スチーマー」について実機レビューを交えながら紹介していこうと思う。
目次
衣類スチーマーとは何か?
まずはあまり聞きなれない「衣類スチーマー」について説明しよう。
ここでは対称であるスチームアイロンと比較してそれぞれの特徴をまとめておこう。
スチームアイロン
スチームアイロンは家事の重鎮とも呼ばれる、一家に一台必須なもの。
アイロン台の上に衣類を広げて、上からプレスすることでシワを伸ばすことができる。
衣類に直接熱量を伝えてシワの伸ばすため、どんな衣類もパリッと仕上げることが可能。
しかし、アイロン自体が大きく、アイロン台も必須なので、気軽に持ち運ぶことや気軽に使うことは難しい。
衣類スチーマー
反対に「衣類スチーマー」は最近注目を浴びている便利な家電。
アイロン台が不要で、衣類をハンガーにかけたままスチームをあてることが可能だ。
スチームの熱と水分で、しっかりとシワを伸ばすので衣類のしわ伸ばし性能も申し分ない。
シワが伸ばし足りないと感じた際は、スチームアイロンと同様にアイロン面を押しあてて、プレスすることもできる。
スチームアイロンと比べて非常にコンパクトなものが多く、旅行や出張などにも気軽に持ち運べる。
つまり「衣類スチーマー」は正にスチームアイロンの良い点を採用し、弱点であった利便性を克服した製品だ。
今回は、中でも注目の商品であるパナソニックの「NI-MS100」についてまとめていく。
パナソニックの衣類スチーマー「NI-MS100」の特徴
「NI-MS100」は2019年12月にパナソニックから発売されたコンパクト衣類スチーマー。
旅先でもサッとシワ・ニオイとり可能な軽量コンパクト衣類スチーマーとして人気を博している。
簡単に注目すべき特徴をまとめておこう。
- たった640gでコンパクト。
- たっぷり使える注水量
- 7種類の匂いを除去可能
各項目に分けて、詳細を見ていきたいと思う。
たった640gでコンパクト。旅先、出張どこへでも
「NI-MS100」最大の魅力はその軽さとコンパクトさにある。
いくら衣類スチーマーがスチームアイロンよりコンパクトであろうとやはり限界はあった。
しかし、「NI-MS100」はこれまでの常識を覆し、たった640gの軽量化に成功。
同社ベストセラー商品の「NI-FS760」が約810gなのでおよそ4分の1と軽さだ。
アイロン自体もコンパクトに作られており、使用後はハンドルを折りたたんで、収納可能。
カバンに入れても邪魔になりにくく、旅行や出張などどんな場所へも持ち運べる。
機内持ち込み可能サイズのスーツケースに入れてもこれだけのスペースで収まる。
また、海外電圧にも対応しているので海外旅行や海外への出張にも役立つ点も魅力だ。
たっぷり使える注水量で、シワを残さない
衣類スチーマーはスチームアイロンと比べて、シワを伸ばす能力が劣るのは事実だ。
しかし、「NI-MS100」はスチームの熱と水分が組み合わさることで強力なスチームを実現。
これによりスチームアイロンに劣らず、衣類のシワを残さず綺麗に仕上げることが可能。
たった5分軽く服にあてるだけで、こんなにも非常に綺麗にシワを伸ばしれくれる。
また、注水量も約60mLと大容量なので、何度も水を入れ替えて使用する必要もない。
体感では、3着に一度給水を行うだけで十分使用可能だ。
加えて、水漏れを防止するストッパーも本体に搭載。
ストッパーにより、使用後すぐに持ち運んでも水漏れを気にする必要がない。
どこでも手軽に匂いを除去
一度スーツなどについてしまうと、クリーニングするまでなかなか取れないのが臭いだ。
しかし、毎日スーツをクリーニングに出すことは現実的に無理があり、ましてや出張先なら尚更だ。
この「NI-MS100」はシワを伸ばすだけでなく、7種類の臭いまでも除去可能。
たばこやペットの臭いはもちろん、食べ物や1日働いた汗の臭いも取り除いてくれる。
加えて、春から夏にかけて気になる花粉やダニなどの菌への対策もされている。
場所を問わず、冬だけでなく一年を通して使用する価値があるのは非常に嬉しい。
その他特徴・価格
他にもアイロンのように、台を利用したプレス仕上げにも対応している。
特に、シャキッと仕上げたいワイシャツのえりやパンツの折り目、ハンカチなどにおすすめだ。
気になる価格は、約5000円とお手頃な価格設定だ。
カラーはグレイッシュブルー、ビビットピンクの二展開。
まとめ
いかがだったろうか。
コンパクトでありながら、スチームの熱と水分で、しっかりとシワを伸ばす「衣類スチーマー」
パナソニックの「NI-MS100」はたった640gでありながら、強力なスチーマーが魅力。
特に旅行好きや出張が多い方にはオススメしたい。
コートを本格的に使い始めるこれから季節、手軽な衣類のケアをするためにもぜひ検討してみてはいかがだろうか。