2019年2月20日、なんの前ぶれもなく新型AirPodsが発表されました。
初代Airpodsが発売されてから2年が経ち、新型AirPodsを待ち望む方もたくさんいたのではないでしょうか。
新型AirPodsに様々な期待が寄せられていたこともあり、機能面やデザインで少し残念なところもありますが、早速旧型のAirPodsと比べて何が変わったのか見ていきたいと思います。
目次
主な変更点
- ワイヤレスチャージ対応の充電ケース
- 新しいApple H1ヘッドフォンチップ
- 音質の向上
- バッテリーパワーの向上
- 価格が少し高くなった
以上が簡単ですが、主に追加された機能と向上した点です。それではもう少し各項目詳しく見ていきます。
ワイヤレス充電ケース
この機能は長く噂されていたので驚きも少ないかもしれませんが、充電ケースがワイヤレス充電対応になりました。
これでiPhone、Apple ウォッチ、AirPodsの全てがワイヤレス充電対応になりました。
販売スタイルとしては、ワイアレス充電ケースのみの販売も行なっているらしく旧型のAirPodsと併用して使えるそうです。
また新型AirPodsを購入する際はこのワイヤレス充電ケースにするか、または普通の充電ケースにするかを選択することができます。もちろん価格は違いますが、できれな対応している方を購入しておきたいですね。
H1ヘッドフォンチップとは?
私的にはここが1番の目玉かもしれません。今回導入されたH1ヘッドフォンチップによりAirPodsの様々な機能が追加、向上しました。
もともと接続には定評があるAirPodsでしたが、今回さらに早く接続できるようになりました。特にデバイス切り替えが2倍、電話通話接続1.5倍と高速になっています。
またゲーム接続の際のレイテンシ(通信遅延時間)が30%低減し、Siriも声で起動できるようになりました。そもそもSiriをあまり使わないのですが、将来的にSiriで出来る事がさらに増えることを見越しての事だと個人的に期待を寄せています。
質の高い音質
H1ヘッドフォンチップはさらに音質も向上させています。
Apple公式サイトにて質の高いサウンドとうたっていますが、こればっかりは聞いてみないとなんともいえませんね(笑)。
しかし旧型のAirPodsでもフラットでまとまりがあり、長時間聴いていても疲れない音質でした。これがさらに良くなったというのだから、新型のAirpodsを試すのが楽しみです。
ノイズキャンセル機能。片耳で使用出来るようになった?
公式サイトにて新型Airpodsは聴いていること、話していることを認識するとのことですが、具体的にどういうことなのか見ていきます。
聴いていることを認識するとは
マイクロフォンを通話やSiriに接続したり、耳につけるとすぐにオーディオが再生されるようにしたり。光学センサーとモーション加速度センサーが連係して、オーディオ体験を自動的にコントロールします。AirPodsは両耳でも片耳だけでも使えるので、とても自由。曲を再生したりスキップしたい時は、ダブルタップするだけです。
旧型の機能と特別変わったことはなさそうですね。しかし1点注目したいのが片耳だけでもの部分。前回のAirpodsは外すと音楽が停止されてしまうので、片耳で音楽を聞きたいときは一手間必要でした。具体的には外した後、アップルウォッチかスマホから音楽再生させて、外した方をケースにしまわないといけませんでした(外した方のイヤホンの音楽が流れっぱなしになる)。
この機能改善されて、片方で聞けるということなのかどうかは現時点では不明です。→片方再生通話は可能
話していることに認識するとは
あなたが話をすると、音声を検知する加速度センサーがそれを認識し、2つのビームフォーミングマイクロフォンと連係しながら、周囲のノイズを取り除いてあなたの声に狙いを定めます。
これも旧型のAirpodsにも同じ機能が搭載されていますが、ノイズキャンセリング機能が向上しているということであれば、さらに快適に通話を行えるようになるかもしれません。
業界最高レベルのバッテリーパワー
旧型、新型とも共通している点で音楽再生時間5時間、ケース併用で24時間使用することができます。
もともとバッテリーに関しては定評がありましたが、今回新型Air podsでは通話時間が3時間と長くなり、ケースを併用すれば18時間使用することが可能になりました(前回は通話時間2時間、ケース併用で11時間)。
また15分の充電で3時間音楽再生、2時間通話可能で、スピード充電能力は健在です。
気になる値段と発売日について
Apple公式サイト:https://www.apple.com/jp/shop/select-airpods
旧型のAirpodsの価格より約1000円ほど値上がりしていますね。
ケースによって価格が違うみたいで、ワイヤレスチャージケースを選択すると22,800円とお高めです。
3月26日に販売開始とのことですが、実際公式サイトから購入のページに進むとお届け予定日が3月27日〜29日となっていました。
ここが残念。。。
カラーバリエーション
新色の登場、特にブラックカラーのAirpodsが出るのではないかと期待されていましたが、今回展開されたカラーはホワイトのみとなりました。
ホワイトだと汚れが目立ち2年使用しているとなかなか取れないので、違う色を試してみたかったです。
デザイン
グリップコーディングがされ滑りにくくなると噂されていましたが、特にデザインは変わっていません。そもそもこのうどん型を続けていくのかという疑問もありますが、おそらくこのままのデザインだと思います。もし違うデザインのワイヤレスイヤホンを出すとすればBeatsにお任せするのではないだろうかと思っています。
ヘルスケア機能
最近AppleのクックCEOがヘルスケア部門で遠い未来から見て、Appleの功績が語られることになるといっていたこともあり、Airpodsも何らかのヘルスケア機能が付いてくるのではと思いましたが、今回は見送りのようです。具体的には心拍数を計測してくれるなど、ネット上で話題になっていましたが、次世代機に期待ですね。
耐水機能
これは個人的には一番期待していました。イヤホンを装着して運動することが良くあるので、どうしても汗で壊れてしまうか気になってしまいます。耐水機能が追加されれば、運動時だけでなく水没にも対応出来るので、海やプールなどでも使える日がくるかもしれません(無くしそうですが)。
まとめ
今回は新型AirPodsについてまとめてみました。昨日発表されたばかりなので、レビューも少なく、私自身まだ実機を試せていないので、追加情報が入り次第本記事アップデートしていければと思っています。
最近はAppleの発表が相次いでおり、新製品の発表に毎回ワクワクしています。
次はMacbook Proかな??楽しみです。