スマートフォンの進化が止まらない。
現在Appleをはじめとする大手メーカが様々なスマホを提供している。
価格重視のものから、スペック重視のもの、カメラ性能やゲーミングなどそれぞれに特色があり、ユーザを常に楽しませてくれている。
一方で日本ではiPhoneの占有率が海外に比べ圧倒的に高い。
ウェブレッジという会社のビッグデータ分析によると、2019年3月の時点で約38%をiPhoneが占めているというから驚きだ。
SamsungやHUAWEIなどスマホでも大手メーカがいる中、Android製品自体に人気が出てこない。
私もiPhone Xを使っているので、偉そうなことは言えないがAndroidにもAndroidの魅力がある。
大事なことは各ユーザがスマホを選ぶときに何を重要視するかということ。
全条件ハイスペックが一番なのは当たり前だが、価格と比較して自分に必要な機能があればそれで良いのではないだろうか。
今回は最低限の機能を充実させた超小型スマートフォン『Palm Phone』を紹介したい。
もし自分のライフスタイルにマッチングしていると思ったら、購入を検討しても良いかもしれない。
Palm Phone 3GB/32GB 防水 IP68 Oreo 8.1 小型 スタイリッシュ SIMフリースマートフォン【日本正規代理店品】
スマホを選ぶ基準って何だろう
冒頭にお話したように、現在多種多様なスマホがあり、選ぶのにはなかなか苦労するかもしれない。
日本人がiPhoneを使っている理由の中に、品質が安定しており、多数の定評も獲得していることが含まれているのではないか。
信用を得ているからこそ、そこまでスペックなど調べずに、Apple製品なら大丈夫だろうと購入する人も中にはいるだろう。
では改めて、スマホを選ぶときに重要な要素は何か。下記に代表的なものをあげてみた。
- CPUの処理速度
- メモリ(CPUの処理を行う作業台)
- ストレージ(容量)
- ディスプレイ性能
- カメラ性能
- バッテリー容量
- その他(防水機能やおサイフケータイなど)
基本的にスマホのどのレビューや紹介でも上記の事について記載されていることが多い。
またその他特殊な機能、例えば最近発売された折りたためるスマホや、特別画質の良いもの、日本のメーカでいうとSONYのXperiaが発表している、ディスプレイにこだわった映画をより快適に見るものなどがある。
今回紹介する『Palm Phone』のスペックはどうだろうか
『Palm Phone』のコンセプトはスマホのサブ機として使用されることを想定している。
しかしながら、ユーザの使い方によってはメインとしても十分に機能する小型スマホ。
一番の特徴は何と言ってもそのサイズ感にある。
縦96.6mm、横50.6mm、幅7.4mmとiPhone SEと比べても、手に完全に収まるサイズ感に愛着がわく。
先ほどの選定基準に沿って解説すると、CPUがクアルコム「Snapdragon 435」、メモリー3GB、ストレージが32GBとなる。
スマホの中ではミドルクラスに位置しOS「Android 8.1」と搭載している。
ディスプレイは1280×720の3.3インチHD液晶を採用しており、この画面サイズでは全く問題なく使用できる。
ネットサーフィンや記事を読むなどを行うときには、画質も気にならない程度のクオリティは保持されている。
カメラはリアが12Mカメラ、イン8Mカメラとなり最近のスマホ事情からすれば、さすがにスペックは落ちる。
しかし世界的Youtuber「Unbox Therapy」も「Not so bad」と言っているので、大きく問題がある訳でもないだろう。
(下記5分00秒あたりからカメラに関することが見れる)
バッテリーは800mAhとスマホが小さい分、容量も小さい。コンセプトがコンセプトなのでこればっか地は仕方ないのかもしれない。
あらゆるレビューから導き出したYoutube連続再生時間は約3時間になる。
その他機能としてロック解除は顔認証とパターン、PINの3パターンで解錠する。
特に私が少し残園だなと感じたのはWifiの対応規格だ。
IEEE 802.11 b/g/nとされており、国内のバンドに最適化されていない点は購入の際に考慮すべき点だろう。
こんな方におすすめ!
今回強調したいのはミニマリストにはたまらないサイズ感ということ。
最近はスマホの大画面化が主流になり、小型スマホの販売機種がほとんどなくなってしまった。
極力何も持ち歩かない、必需品のみを携帯し、バッグに納めるものもコンパクトにしていきたいなんていう方には愛用いただけるかもしれない。
またスマホは連絡手段の1つであり、情報収集や動画コンテンツ、ゲームなどを必要としない。
加えて、上記のことは全てパソコンで行なっているなんて人もいるのではないだろうか。
『Palm Phone』は必要最低限な機能だけでなく、スペックもお話したように悪い訳ではない。
また本来のコンセプト通り、サブ機として使用するのも良いだろう。
通話用、もしくはちょっとした外出用などサブ機として考えると使える幅はさらに広がる。
最近は父から携帯の買い替えで「iPhone XR」を買おうか迷っているという相談がきたが、通信も1ヶ月1GB以下、写真は取らない、連絡はよくするというのだから、あまりiPhone XRのメリットを感じられないのではないかと危惧している。
まとめ
Palm Phone 3GB/32GB 防水 IP68 Oreo 8.1 小型 スタイリッシュ SIMフリースマートフォン【日本正規代理店品】
小型スマホに限ったことではないが、格安スマホなどユーザインタフェースを考えると格安SIMを使う方が圧倒的にお得だ。
どのユーザにも最高の商品としてPalm Phoneを勧めているのではなく、この機会に改めて自分のスマホについての考え方を改める良い機会なのではないかと考えている。
もしかすればそれが「Palm Phone」だったのかもしれないし、他の格安スマホも視野に入れて考えてみるのも良いかもしれない。