インテリアデザインでより快適な暮らしを。
普段生活をする中で、部屋にいる時間はどれくらいでしょうか。
ある調査では仕事が多忙な30代男性でも11時間30分程度は在宅していると言います。
つまり定時に帰られる方、または専業主婦に限ってはもっと長く家にいることになります。
家は大切。自分達が唯一リラックスできるプライベート空間で、家にこだわりを持つ人も多い。
部屋の片付け術や整理整頓などがメディアに取り上げられることが多いですが、はたしてインテリアはどうでしょうか。
今回は部屋をより快適な場所にする『観葉植物』について紹介したいと思います。
目次
観葉植物が与える効果
観葉植物の効果はすごいです。
植物そのものの持つ力が身体的も心理的にも影響します。
植物そのものの空気洗浄力で言えば
- 空気中の有害物質を吸収する
- カビやバクテリアを抑えてくれる
- マイナスイオンによって心拍、血圧を下げ、リラックス効果を与える
身体・心理的効果は
- ストレスを軽減
- リラックス効果
- 目の疲れを癒す
- モチベーションを上げる
- 湿度調整
など多くの魅力があり、植物の素晴らしさに驚かされます。
実際ノルウェー大学の研究結果で、観葉植物をワーキングスペースに設置したとこと、ストレス、疲労感などが軽減され、頭痛や肌の乾燥など身体的にも改善が見られたとの報告が出ています。
観葉植物の選び方と育て方のコツ
観葉植物は管理が簡単で、すぐに始められるのが特徴で多くの方がインテリアとして取り入れています。
ただ少し選ぶ際の注意点と合わせて育て方に少しコツがあります。購入の際に一度抑えておきましょう。
1.水のあげかた
観葉植物は大きさも違えば水の与える量も違います。
中には小さくても水をあまりあげなくても育つものもありますし、逆に枯れてしまうなんてこともあります。
最初にどの程度の水を与えるのが適量なのか調査しておく必要があります。
また水をあげすぎてしまった場合、受け皿に水が溜まってしまい、根が腐ってしまうので注意です。
2.日当たり
昔小学校でアサガオを育てていたなんて方も多いと思います。
どの学校でも理科の授業に沿って必ず日当たりの良いところに植物を置いて育てていたことではないでしょうか。
観葉植物は陽の当たり具合が重要になってきます。
直射日光を嫌うものや、日陰で育つものなどもあります。
よってそれぞれの植物の特性に合った場所で育ていないといけません。
リビングなど日当たりの良いところに置く植物。
テーブルやトイレなど日陰におく植物。
用途によって様々な種類のものがあるので、探していくのも面白いかもしれません。
3.大きさ
成長具合は観葉植物によって大きく異なります。
入れ物で判断してしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、高さや幅は特に注意して見ておかなければなりません。
中には1mを超えて、さらに幅も広がりインテリアデザインとして強調しすぎるモノになってしまう可能性があります。
部屋のサイズ感や場所を決めて配置すると良いかもしれません。
特に初めはコンパクトなものから初めてみてはいかがでしょうか。
手入れが簡単なものから始めよう!初心者にオススメの観葉植物5選
初めから手入れが大変な植物はなかなかハードルが高く、購入してやっぱり気に入らなかったなんてこともあるかもしれません。
まずは育てやすいものから初めて、さらに興味がわけば、種類の違う植物を試してみると良いかもしれません。
今回はそんな中でも初心者にオススメの観葉植物を紹介します。
ポトス
水やりをつい忘れてしまう方でも安心。育てやすさに定評のある『ポトス』。
耐陰性があり、日陰でも育つので日光が少しでも入る場所に置いていただければ育ちます。
面白いのが茎の方向によって見せ方を変えられるところ。
茎を上方向に伸びるように育てると、光をさらに受け取ろうと葉が大きく育ちます。
逆に垂れ下げて育てると、葉は小さくなります。
しかし植物が安定する場所を求めて、どんどん茎が伸びていくので壁などにつたわせて育ててみるのもオシャレかもしれません。
模様も斑点の入ったものから、緑鮮やかなものまで様々なので、使用者の好みのポトスを選んでみるのも良いかも。
パキラ
植え替えがめんどくさい方にオススメの『パキラ』。
大きさをコントロールしやすいのが特徴で、高さのあるものから低いものまで幅広く販売されています。
根を積極的にはっていくタイプ出ないので、植え替えの必要がないです。
日当たりの良い場所を好み、暖かい時期には新芽が出しやすいので、成長過程を楽しめる植物。
短いタイプを選ぶと、幹が太くどっしりしており、葉っぱのシャープさと相まってかっこいい印象を与えます。
モンステラ
観葉植物の中でも人気の高い『モンステラ』。
葉っぱに切り込みの入った愛らしいデザインが特徴です。
乾燥に強く、水やりの頻度も少なくても済むので手入れのしやすい植物になります。
成長が早い植物なので、時々伸びすぎたつるなどは思い切って切断してあげると見た目をよくキープできます。
耐陰性もあるので、比較的に明るい場所であれば育ちます。
カジュマル
沖縄方面で「キジムナー」と呼ばれる、こちらも人気の観葉植物『カジュマル』。
幹が太く、まるで「盆栽」のような圧倒される存在感が特徴です。
また葉っぱの緑が濃く、幹からの栄養が行き渡ったイキイキとしており、「幸せを運ぶ」なんて言われているらしいです。
乾燥に強く、非常に生命力が高いことで有名で、コンクリートを突き抜ける力があるのだとか。
水をあげる頻度も毎日出なくてもよく、日陰でも育つので初心者でも扱いやすいです。
フィカス・プミラ
小さい葉で可愛らしいのが特徴の『フィカス・プミラ』。
葉っぱを白く縁取るデザインで、大きな葉の観葉植物とのギャップで相性の良いので、合わせて置いてみるのもオシャレかもしれません。
耐陰性があり、枯らしてしまったなどの声が少ない植物です。
成長が早く、根がどんどん伸びていくので何かに添わせてたり、アーチ状に巻いてみたりと部屋をカスタマイズしてみるのも良いかもしれません。
まとめ
- ポトス
- パキラ
- モンステラ
- カジュマル
- フィカス・プミラ
植物は人と同じでそれぞれ特徴があり、全て違う生き物なのかもしれません。
先ほど紹介した観葉植物も、同じ種類を購入しても生え方や育ち方、葉っぱの種類まで多種多様です。
これが面白い点で、同じ植物に二度会えない。
だからこそ育てていて楽しく、見ていて癒されるそんな特別なモノのような気がします。
一度手にとってみて、インテリアとしても同じ空間を共有する生き物としても置いてみても良いかもしれません。