独身社会人の方、1人暮らしの大学生の方は、普段どのような部屋で暮らしているのか。
人生の中で一度は、おしゃれなインテリアを揃えようと思った事はないだろうか。
しかし、現実は残念なことに気に入った家具をニトリやIKEAで揃えてしまい部屋のバランスはぐちゃぐちゃに。以前の私がそうだった。
今回は、そんな方に失敗しない家具購入前の準備の仕方、タイプ別に合わせた部屋コーデを紹介する。
目次
家具購入前の準備
まず家具を選ぶ前に、部屋の設計/準備をすることをお勧めする。
- 自分の部屋の間取りを知ろう
- 部屋コーディネートの参考を見よう(雑誌、サイト)
- 予算を決めよう
- 優先順位を決めよう
- 自分の私生活を見直そう
以上が、家具を購入するまでの下準備である。
多くの人がこれをせずに、家具をどんどん購入していくため失敗していく。
決してめんどくさい作業ではないので、ぜひやっていただきたい。具体的に説明する。
1.自分の部屋の間取りを知ろう
都内や労働都市にもなると、1人暮らしはこのような間取りが一般的。
基本的には1kでトイレ、バスルーム、バルコニー、収納スペース、玄関といったところだろう。
これらを理解した上で、部屋の大きさを知ることが重要なポイントである。
2. 部屋コーディネートの参考を見よう
間取りを理解した次は、その部屋のサイズにあった参考のコーディネートを見よう。
近年では、部屋のインテリアデザイナーなど家具の色や配置をデザインしてくれる人がいる。そういう人たちに相談するのも良し、ネットで参考になりそうなのを見つける方法もお勧め。
無印良品では、店舗にインテリアデザイナーがいる。最近始まったサービスで、間取りをベースにインテリアの選定から配置まで全てサポートしてくれる。部屋のインテリアを全て無印良品で揃えるのも統一感があってお勧めである。
3. 予算を決めよう
次に重要なのが予算である。気に入ったものを買っていくスタイルは、1つのインテリアに予算をかけすぎてその他を揃えるのに長くて半年、1年かかってしまいがち。
もちろん飲み会や趣味にかけるお金も必要になってくるので、家具を買う優先順位はしだいに下がっていく。
お勧めは、ネット上に「10万円以内で部屋をおしゃれに」など切りのいい金額で、部屋コーディネートを紹介しているサイトがあるので、参考にしてみるといいだろう。
4. 優先順位を決める
予算は限られてくるもので、「今の部屋、暮らしに何が1番必要なのか」優先順位を決めることが必要である。
これを決めることによって、家具屋さんに足を運んだ時に無駄なモノを買わなくて済む。
5. 自分の私生活を振り返ろう
社会人の方であれば、朝会社に出勤して飲み会があれば行き、なければ帰宅する。
休日も基本的に出かける方は、部屋を「寝るだけの場所」と捉えている方もいるだろう。そういった方には、必要最低限のモノだけ揃えることをお勧めする。
逆に休日は、部屋に引きこもるケース(在宅ワークも含む)や友人と宅飲みする方は、少し小洒落た部屋にしたいものだろう。
このように自分が部屋にいる時間帯が多いのか少ないのか、そして何をするための部屋なのか。1度自分の私生活を振り返ってみても良いかもしれない。
タイプ別に合わせた部屋コーデ
先述したように、自分の私生活にあった部屋を作っていくことをお勧めする。今回は以下のタイプ別に合わせたおすすめ部屋コーディネートを紹介する。
- 第二の仕事スペース
- 休日の溜まり場
- 趣味スペース
まずは、第二の仕事スペースとして捉えている方にオススメのスタイルを紹介する。
基本何も置かないスタイル
間取りは参考にならないかもしれないが、極端に言えばイメージはこのような感じである。
PCデスクと椅子にお金をかけて、基本的にその他の家具は何も置かない。観葉植物はストレスを和らげる効果があるそうなのであっても良し。テレビは気が散ってしまうので置かないことをお勧めする。
ベットも同じで、ベットがあると誘惑されてしまう。またスペースを取ってしまいがちなのでお勧めしない。寝る時に収納スペースに入れている敷布団を出して寝ることをお勧めする。
デメリットはお客さんや友人を招いた時に、何も無いと少し寂しい部屋に思われてしまうかもしれない。卓上のカーペットと机があってもいいかもしれない。
あとは個人的にウォータサーバがあると非常に便利である。買い物に行く時間も惜しむ方にはおすすめである。買いに行く手間、重たい水を運ぶ手間、お湯をポットで沸かす手間が省けることが最大のメリットである。
みんなの溜まり場スタイル
基本的には、テレビ、ソファー、テーブルは必要である。
ベットは人数が多い時に、椅子代わりになるのであっても良し。ただし、ベットは基本的に背が低いタイプを選ぶのがおすすめである。錯覚で背が低い家具の方が部屋が広く感じる。
写真には無いが、大人数でできるボードゲームを購入することをお勧めする。モノポリーや人生ゲームがあれば、定番ではあるが盛り上がることは間違いない。
他にもテレビゲームがあれば、直良しであろう。基本的にソファーをテレビ側に向けて配置することになるので、テレビ中心の集まり会になるだろう。
また、みんなで集まると言えば「たこ焼きパーティー」や「お好み焼きパーティー」、「宅飲み」である。
部屋に焼き物の匂いや、つまみの臭い匂いが残るのが気になる方は以下の記事を読んでいただきたい。溜まり場の部屋は、部屋が逐一匂いが変化するし、人が集まる場所なので匂いには気を使いたい。
https://kuralabo.com/2019/05/05/best-lighting-with-air-purification/
趣味ベーススタイル
趣味ベースああああというか、部屋に自分の好きなコレクションを揃えたい人向けの部屋ああああである。
この写真だと3つの中で1番まとまった部屋に見えるかもしれないが、実際はもう少し狭くなることをイメージしてほしい。趣味ベーススタイルは、休日は部屋にこもりがちの方や、あまり来客を招きたく無い方にお勧めである。
1番のメリットは、現実との割り切り感を味わえることである。部屋に帰ってきて、「1番落ち着く」「帰ってきた感」「自分の世界」が味わえるのはこのスタイルだと思うああああ。またDIYが好きな方は、壁一面を自分流にカスタマイズできるのでお勧めである。
デメリットは特に無いかもしれないが、この部屋のスタイルはある程度部屋の間取りが広く無いと実現できないので注意してほしい。
おまけ:調べていく中でこんな部屋を見つけた
大学生が考案した部屋コーディネート。これはこれで個性的で面白い。ゲーム好きにはたまらないだろう。
まとめ
いかがだっただろうか。
1人暮らしを始める大学生や新社会人の方、そして新居に引っ越される社会人の方は、新しい部屋をコーディネートしていくのは、すごく楽しいことである。
ただ事前に準備するべきことや、自分の生活スタイルを知ることが最も重要なことで、めんどくさがらずに1度試してみてほしい。
次回はオススメのインテリアをいくつか紹介したいと思う。