なぜ今がiPhoneの買い時なのか?
結論から申し上げると、今が買い替えどきの一番の理由は『価格』だ。
Appleは2017年9月の「iPhone X」の発売から何かが変わった。
スマホの高額化が進み、スマホ1台でパソコンが買えるほどの金額になり、中々安易には買えなくなった。
またSamsungやHUAWEIなども追随するように高額のスマホを販売していきた。ただAppleと他社の違いは、Appleは新作を発表しても旧型の価格が、そこまで下がらない事だった。
いくらクオリティが高いと言われても、最低限の機能が揃っていれば問題ないユーザーにとっては、毎年のアップデートに何が変わったかピンと来ない人は多かったのではないだろうか。
しかしながら今回Appleで大幅な価格の見直しがされ、比較的安価なiPhoneが発売された。
iPhone 11 64GBモデルであれば74,800円(税抜)から購入する事ができる。
これはCEOのティム・クックの「予算重視のユーザーを取り込む」戦略とも言えるのではないだろうか。
背景として投資家向け書簡でもiPhone価格上昇が売上低迷と関係していると述べており、今回の新作発表は絶妙なタイミングだったと考えられる。
また価格が下がったからと言って、機能性も不足した廉価版が発売された訳ではない。
ユーザーが求めるクオリティを保ちつつ、価格設定を下げるという戦略は現状の追加生産に至ったと言える。この点が次に続く「私がいiPhone 11 Proではなく、iPhone11を購入を考える」理由に至った経緯でもある。
iPhone 11 ProではなくiPhone11を選ぶ理由
まず前提条件としてiPhone 11 Pro Maxは省いてのお話となる。
この議題はYoutubeや多数の記事でも違いについて述べられている。
簡潔に大きな差異は何なのかまとめておきたい。
- 望遠カメラの有無
- ディスプレイのクオリティ
- バッテリー容量
この3つが主な違いだが、1つずつ紐解いていこう。
まず1つ目の望遠カメラについてだが、どんなシチュエーションで役立つのだろうか。
私は主に人物や景色などを撮影する事が多く、ワイドレンズさえあれば事足りる。望遠カメラを使う場面などなかなか訪れない気がする。
2つ目のディスプレイ比較についてだが、iPhone 11が液晶画面なのに対し、iPhone 11 Proは有機ELを使用している。
ただこの違いは普段使用している限りは、ほとんど差がわからない。というのも数ある比較動画のなかで大多数が「iPhone11でも驚くほど綺麗」と述べている。違いなどiPhone 11 Proと並べて初めてわかる程度だ。
最後にバッテリーは今回のアップデートの中でも個人的に注目度が高い。
というのもバッテリーの重要度は高く、一日使用していてバッテリーを気にしながら過ごすのはストレスだ。
iPhone11 ProがiPhone XSよりも最大4時間と謳われており、バッテリーが重量そのままで改善されている。
一方でiPhone 11とiPhone 11 Proの違いはたった1時間。この点においてはあまり違いが感じられない。
以上3点全てにおいて、スマホを使用していく上で、この差異によって不満が生まれるかと考えれば、そうは思わない。
加えて先ほどもお話した通り、iPhoneの価格調整によってiPhone 11が比較的手頃な値段で手に入る。
- iPhone 11 : 74,800円(税抜)
- iPhone 11 Pro : 106,800円(税抜)
(どちらも64GB)
2機種比べた時の価格差は32,000円と大きい。
もちろんiPhone 11 Proのデザインも美しい、高級感はあるかもしれない。
ただスペックで比較した時に、この価格差ほどの魅力があるかと問われれば、答えはNoだろう。
まとめ
さて今回は私がiPhone11購入するに際して『価格』に重点を置きお話し、詳細のスペックについては多くのYoutuberがお話されているので今回は割愛した。
しかしながら今回多くの人が買い替えを考える理由は、このクオリティの高さに対して価格が安いことが大きな要因だろう。
Appleの戦略かもしれないのは分かっているが、また方針転換してしまわないうちに、私はこの機会を使って買い替えたいと思う。