製品ジャンルの多様化が進んでいる「掃除機」。特にこの時期は年末年始の大掃除イベントがあり、新しい掃除機に買い換える方も多い。
2018年から今年にかけて、遠心力でゴミと空気を分離するサイクロン式が主流になる傾向があった。
しかし、今回おすすめする紙パック式も一度に溜められるゴミの量が多いので、根強い人気がある。
今回は、紙パック式のおすすめ掃除機を紹介する。掃除機の購入を検討している方や、失敗しない選び方を確認したい方も最後まで読んでいただきたい。
目次
紙パック式掃除機の魅力
紙パック式掃除機とは、吸い込んだゴミやホコリを、本体にセットしている紙パックに集める方式の掃除機のこと。では一体どこに惹かれる魅力があるのか。
ゴミを捨てる回数が少ない
家庭で使用されている、昔ながらの掃除機は、吸い込んだゴミをフィルターの中に溜め込んでいく方式。
2週間に1回程度、掃除機の中身からゴミを取り出すのと同時に、本体の掃除が必要になる。
しかし、紙パック式掃除機は、頻繁にゴミを捨てる必要がなく、紙パックを交換するのは月1程度で済むのが魅力。単純に作業が効率化できるのと、手間が大幅に省ける。
ゴミに触れなくていい
紙パックごと捨てられるので手を汚さずにゴミを処理できるのもポイント。
掃除機は、ゴミを触れずに掃除できるのが醍醐味にあるのに、最後に結局手で触れてしまっていたら意味がない。
その分、紙パックにしか触れないで良いのは大きな魅力ではないだろうか。
フィルターを掃除する必要無し
なんとなくイメージが湧くかもしれないが、全てのゴミがセットする紙パックに入っていくので、フィルターを掃除する必要が無い。
一方、サイクロン式の掃除機は、排気フィルターを定期的に掃除する必要がある。フィルターの手入れを怠ってしまうと、吸引力が落ちてしまうからである。
紙パック式掃除機の選び方
キャニスター型ではなく、スティック型が断然◎
キャニスター型は、本体とグリップ部分がホースで接続されており、吸引力が強いことが特徴。
グリップ部分が軽いので、取り回ししやすくスムーズに掃除できるが、コンセントから電源を確保する必要がある。
一方スティック型は、コンパクトで場所を取らず、快適に掃除できるのが特徴。
一昔前はワンルーム用の掃除機として使われていたが、最近では性能が上がってメイン掃除機としても十分使えるレベルになっている。
コンセントは、掃除をする上で絡まったり、掃除できる範囲が限られてくるのでおすすめしない。また、スティック式は最近になって懸念点を全てクリアし、バージョンアップしているので選ばない理由が無い。
重量は大きなポイント
掃除機はより軽量なモデルの方が、ストレスなくスムーズに継続して使い続けられる。
スティック式の掃除機は、吸引ポンプがホース状にあるため、少し重みを感じるのが唯一のデメリットかもしれない。
しかし、モデルによっては軽量タイプもあるので、重量は大きなチェックポイントの1つである。
おすすめの紙パック式掃除機
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) 極細軽量スティッククリーナー IC-SLDC4
アイリスオーヤマは、リーズナブルでコスパの良い価格帯の家電製品を多数販売している家電メーカー。
スリムで軽量な使いやすいスティック型掃除機。
パイプなどをつけた状態の本体重量は約1.2kg。極細のボディデザインをしているため、階段や棚の上や狭い場所の掃除が簡単。
また、「ほこり感知センサー」が搭載されており、ゴミの量に応じて自動でパワー調節する機能も実用性◎。
また、スティック型の難点である吸引力をアップさせるため、ノズル内に縦回転のサイクロン気流を発生させ、吸い込む力を向上させている。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) KIC-SLDCP9
吸引仕事率210Wとスティック型としてはハイパワー仕様の紙パック式掃除機。先ほど紹介した商品より、吸引力に優れているモデルである。
また、自走式のパワーヘッドを採用しており、軽快にゴミを吸引できるのも魅力。ほこり感知センサーも、もちろん備えている。
また、本製品は「静電モップクリーンシステム」を搭載しているのもポイント。
付属するコンパクトなモップに静電気を蓄電させることで、細かいホコリもしっかりと拭き取れる。
マキタ(makita) 充電式クリーナー CL107FDSHW
マキタは日本の総合電動工具メーカー。掃除機においては業務用をメインとしているが、最近は一般家庭向けのアイテムも展開。
特にコードレス掃除機は、リーズナブルな価格やシンプルなデザイン、軽量設計が支持され、人気を集めている。
シンプルなデザインと軽さが魅力のスティック型掃除機は、余計な装飾のないシンプルな外観が人気。
本体重量はバッテリーを含めても約1.1kgと軽量なので、取り回しのしやすい掃除機。ボタン1つで、標準・強・パワフルの3つの吸引モードを切り替え可能。
ツインバード(TWINBIRD) コードレススティック型クリーナー
スティック型のなかでも最軽量クラスのコードレス掃除機。
本体重量は約1.1kg。スリムなボディは、無駄を省いたシンプルなデザインを採用。部屋の収納が少なく、掃除機を出したままにしたい方におすすめ。
比較的リーズナブルな価格で購入できるので、一人暮らしの方やサブの掃除機としてもおすすめである。デザインを重視される方には1番推したい掃除機である。