Galaxy Z Flipはスマホ市場に新しい風を起こす。
Samsungは常に進化を遂げており、スマホ市場ならまだまだ期待の高いブランドだ。
前回新しく発表された『Galaxy S20』シリーズの各スペックを簡単に紹介した。
一方で同時発表されたGalaxy Z Flipの注目度もかなり高く、新規ユーザー獲得するきっかけになるかもしれないと話題である。
今回は前回同様『Galaxy Z Flip』について簡単5分でスペックや特徴をまとめていきたい。
Galaxy Z Flipってなぜ注目されている?
大注目の一番の理由は「折りたためるスマートフォン」という所。
ディスプレイは縦長だが、折り曲げて収納できるという点において、かなりコンパクトに持ち運びができる。
そのスマートさとミニマルなサイズ感に多くのがジェッターの心を揺さぶる商品となっている。
スペックを見ていこう
折りたためるだけが大きな特徴ではなく、スペックも充実している。
- サイズ:6.7インチ
- ディスプレイ:2636 x 1080 Dynamic AMOLED
- CPU:スナドラ855+
- メモリ:8GB RAM
- ストレージ:256GB
- バッテリー:3,300mAh
この中で一部気になる点といえば、メモリが8GBという点。前回紹介したS20が12GBであるのに対し、8GBの処理能力は不十分なのかどうか。
日常使用するのであれば、問題はないが、ゲームを頻繁に行う人にとっては物足りない感は否めない。
カメラ構成は下記のようになっている。
- 12MP(超広角)
- 12MP(広角)
- 10MP(インカメ)
望遠カメラは搭載されてないものの、カメラ構成としてはユーザーにとって使いやすい構成になっている。
折りたためる事が何がそんなに魅力的なのか
Samsungが出している折りたためるディスプレイは他に「Galaxy Fold」がある。
しかし今回Galaxy Z Flipと違う点は、あくまでスマホ用で使用できるという点。Galaxy Foldはどちらかといえばタブレットに近く使い勝手が用途によっては使いにくい物だった。
そんな中スマホ用として使えるサイズ感は、利便性が高い。
そして大きな改善として
- 折りたたみスマホながら、ガラス性のディスプレイが採用されている
- 湾曲するヒンジの内側にはブラシが入っており、ゴミが入りにくくなった
- 無段階調整の折り曲げ調整が可能
現状ある折りたたみのディスプレイには”プラスチックOLED”が採用されているのだが、今回Samsungは超薄型ガラスを採用している。
ガラス画面といえばiPhoneのように、透過率が高く、出力した映像をより鮮明に映し出すことができる(しかも折り畳める)。
また前回のGalaxy Fold「湾曲部分にゴミが入り込み、動作しなくなったり、表示されなくなる」というで故障が相次いだ。
この点について内部にブラシが新たに搭載され、ゴミが入りにくい構造になっている。
カメラ撮影のバリエーションが増える喜び
無段階調整の折り曲げ調整が役立つ部分は、カメラシーンを拡張してくれる。
つまり撮影時これまでインカメで撮る際は、手で固定で撮影する事しかできなかった。
しかし今回無段階調整により、スマホ本体を自立させて立てかけることができるので、インカメ撮影も机において個人でも複数人でも撮影が可能になった。
加えて、面白いのは背面カメラ部に1インチのディスプレイが付いている点。
主に通知や電池残量などを表示してくれるディスプレイではあるが、背面カメラの映像を出力してくれる(下記動画3分40秒から確認できる)。
つまり、より画質の良いカメラで自撮りをすることができるようになるのだ。
特に顔を確認できるほどの大きさではないのだが、少なくとも自分がフレーム内に収まっているのかどうかを確認出来るのは嬉しい。
また先ほどのインカメ同様、スマホを自立させて撮影できるので、ビデオ撮影などでも役立つだろう。
まとめ(カラー・価格)
カラーバリエーションはブラック/パープル/ゴールドとなっており、日本販売にはゴールドがないので実質2色展開となっている。
価格は$1,380となっており、Galaxy Foldよりは安い価格設定となっている。
その他企業でまだ発表されていない、折り畳めるスマホは希少価値が高く、値段設定も強気ではあるが、かなり面白い商品となっている。