最近になってNetflixオリジナルドラマで、一世代前のカルチャーを忠実に再現したモノをよく見かける。私が最近みたのは「ストレンジャー・シングス 未知の世界」「ブラックミラー:サン・ジュニペロ」である。
この2作の大きな特徴が、ポップカルチャーの黄金期とも言える80年代への愛情やオマージュが、物語の構造から小道具に至るまで、あらゆるところに盛り込まれているところである。特に街並みやファッションなど、レトロブームとなっている今だからこそ、80年代テイストがオシャレに画面を彩る。
今回は、そんな80年代のトレンドファッションについて少し調べてみました。興味がある方は、是非最後まで読んでもらえると嬉しい。
目次
80年代のファッションとは?
80年代は、間違いなく音楽シーンやファッションにとって興味深い時期だった。大胆なデザインと明るい色を使ったファッションシーン。しかし時代の進歩とともにゆっくりと姿を消し、90年代と00年代のミニマリズムに道を譲っていった。
これはBEAMSが40周記念に製作したファッションの時系列を表現した動画である。すごく興味深いので一度見ていただきたい。
動画のように、80年代は大胆なスタイル、明るい色、人目を引くシルエットが特徴だった。 80年代には、ヒップホップ、プレッピー、ワークアウト、ロック、パンクスタイルなど、さまざまな流行のトレンドが見られる。
80年代 カジュアルファッション
80年代のカジュアルファッションは、紳士が今で言うダッドジーンズを着用し、多くの場合、それに合ったデニムジャケットを着用していた。
Tシャツとルーズシャツも当時人気があり、ボンバージャケット、レザージャケット、ウインドブレーカー、セーターがよく切られていた上着になる。この年代と言えば足元はアディダスのスーパースターが主流になってくる。
80年代 ヒップホップファッション
ヒップホップスタイルは、80年代の最も人気のあるファッションといっても過言では無い存在。 Run-D.M.C、Beastie Boys、N.W.Aのメンバーなど、音楽スターやラッパーからインスピレーションを受け影響を受けたこのスタイルは、大きめのシルエットでよく知られていた。
ヒップホップファッションは、今も流行っているビックサイズの服に加えて、スニーカーやアスレチックキャップなどのスポーツウェアのディテール、チャンキーなゴールドチェーンなどのステートメントアクセサリーも特徴としていた。
80年代 プレッピーファッション
80年代のプレッピーファッションは、忘れてはいけない重要なファッションスタイルの一つ。暗い色が一般的であるヒップホップのトレンドとは異なり、プレッピーな衣装はピンク、黄色、青の色合いを含む明るい色合いを誇っていた。
プレッピーなファッションの重要なアイテムには、紳士がしばしば肩に着るセーター、スラックス、ポロシャツなどがある。
80年代 ワークアウトファッション
アスリートスタイルをファッションスタイルの一つとして扱うのは今では考えられないかもしれない。しかし、男性用のワークアウトウェアは、この年代、長い間好まれていた。
80年代のワークアウトファッションは大規模で、チャンキースニーカー、スウェットパンツ、トラックスーツ、ウインドブレーカー、アスレチックショーツなど、さまざまなスポーツウェアスタイルが日常着として採用されている。
80年代 ロックファッション
80年代のロックファッションは超過剰。髪型基本的にロングウルフで、服はワイルド。そしてパンクでもあるメイクするのが普通だった。アクセサリーも重要で、ジュエリーとヘッドバンドはどちらもメンズに非常に人気があった。
80年代 パンクファッション
80年代のロックスタイルは、グラマラスなスタイルをとっていたが、パンクのルックスはどれを取り上げても明らかにエッジの効いたものが多い印象がある。
革物アイテムがトレンドで、鮮やかな色のモヒカンやスパイクなど、より多くのハードウェアと人目を引くヘアスタイルも特徴的。