ポケットWifiを使う人が増えてるけれど、何がいいの?
前回オススメのWifiポケットを紹介した。
調査をまとめると「WiMax」が価格も、通信範囲やその他サービスも一番良いという結論に至った。
しかしポケットWifiは何が良いのか?どうやって使うのか?スマホでは何でダメなのか?
など具体的なお話をすることはなかったので、今回はポケットWifiの全てを解説していきたいと思う。
目次
ポケットWifiは何が良いの?
メリットをまずは簡単にまとめてみたい。
- 自宅でも出先でも場所を選ばずネットが使える
- ポケットWifiを持っていれば、すぐに使える(ルーターのような面倒な設置は必要ない)
- 通信範囲であれば、Wifiが遅いカフェなどでも活躍する
- コスパが良いので通信費用を抑えられる
- 海外でも活躍する
上記のことが主な特徴であるが、ここでスマホでもカバー出来るのでは?と言った疑問が生じる。
デザリングして移動中に仕事をするサラリーマンのかたも多いかもしれないが、ポケットWifiを選ぶメリットはある。
- スマホの通信制限の幅は狭い
- ポケットWifiの方が価格が圧倒的に安い
- バッテリー消費を抑えられる
通信制限を比較するときに注意しなければならないのが、価格だ。
多くの方が1ヶ月5GB程度のプランに加入している人が多いのではないだろうか。
例えばdocomoの場合、月7GBの利用で4,980円請求される。
しかしポケットWifiの場合10GB/3日で月あたり100GB使用できるほど通信制限の幅が広い。
加えて実質月額3,500円程度なので、ポケットWifiの方が優れていることがわかる。
また一方でポケットWifiはあくまで通信専門のデバイス。スマホであればゲームをしたり、ニュースを読んだり、チャットしたりと色々な用途で使用する。
よってパソコンとのデザリングなどでバッテリーを消費して、他の事が出来ないなんてなってしまったら、スマホ本来の意味を失くしてしまう。
目的に応じてデバイスを切り替える重要性は、そういった部分にあるのではないだろうか。
用途だけでなく、スマホとポケットWifiに違いはあるの?
スマホとWifiの大きな違いは通信方式や回線にある。どちらも無線でインターネットを利用するという点では変わらない。
最近よく耳にする「LTE」は基本的にスマホの通話やデータ通信を行うための方式。
一方でWi-fiはパソコンなどのIT機器を対象とする接続方式。
あくまでWi-fi通信というのはパソコンなどからWi-fiルータの間を繋いでおり、Wi-fiルータから先のインターネット通信は、プロバイダの回線による(このWi-fiルータの役割をしているのがポケットWifi)。
つまりこのインターネット通信をどのように利用できるかで、それぞれのメリットが違う。
電波の周波数が違う
先ほどの説明を補足すると、通信の際に使用する電波の周波数帯域が違うのが大きな違い。
具体的には、LTE通信は700~900MHzの低い周波数帯域を使用するのに対し、WiMaxなどの通信会社は2.5GHzの電波を使用している。
低周波でになるほど障害物を避けて送受信できるので、より安定するという性質がある。
よってスマホで使用するLTE通信の方が優れていると言えるかもしれない。
果たしてLTE通信の方が本当に優れていると言えるか?
障害物を避けられないWiMaxなどの通信会社は良くないのか。改善方法はないのか。
そんな事はない。
届きにくエリアがあるのであれば、基地局を増やせばいいのだ。
建物が高くて通信に影響が出るのであれば、その周辺に基地局を立てれば、問題は解決される。
通信エリア確認:https://www.uqwimax.jp/wimax/area/
WiMaxの通信エリアのカバー範囲を随時拡張しており、基地局数も増えている。
今後もこのまま通信できる環境が増えていけば、通信方式関係なく、どこでも繋がるなんて日も近い。
どうやって使うの?簡単工事不要って本当?
基本的に通信会社と契約すれば、ポケットWifiのデバイス自体は、ほぼゼロ円で提供してもらえる所が多い。
端末を受け取った後の方法としては
- 端末にSimカードを挿入
- 電源を入れる
- スマホやタブレットからポケットWifiを探し接続
以上の3つで接続完了という驚きの速さだ。
気をつけないといけないのが、初期パスワードが与えられているので、付属の書類をよく読んで置く事。
基本的にSimカードを入れたらすぐ使えるという点で、海外でも簡単に導入できる。
例えば私の住むマレーシアなら、「Simください」、「10GB分くらい欲しい」といえば、ものの10分くらいで手続き完了する。
まとめ
普段使いでも、仕事でもポケットWifiを使用するメリットは大きい。
スマホと比べても、通信容量や価格と比較しても、その点は明らかだ。
月額も高いわけではないので、1〜2ヶ月お試しで使用してみてから、長期ユーザーになるか決めるのもいいかもしれない。