11月12日、ゲーム好きにとって待望の家庭用ゲーム機「PS5」がついに発売された。
あまりの大人気により購入は抽選で選ばれた方のみのとなっており、100倍以上の倍率と言う噂も。
PS4が発売されてから既に7年の年月が経過しており、更なる技術の進化が期待される。
今回同時発売されたソフトは20本とまだ非常に少ない。
しかし、今後発売されるソフトも既に発表されており期待も高い。
そこで今回は、新世代ゲーム機「PlayStation 5」の進化した特徴をまとめるとともに、今後発売が予想される期待のソフトについても紹介していきたいと思う。
目次
「PlayStation 5」は何が新しくなったのか?
今回は前作モデルである「PS4」と比較しながら「PS5」についてまとめていく。
簡単に改良された点をまとめておこう。
- CPUが2倍以上の進化
- 8K対応のGPU
- 3Dオーディオ「Tempest」が搭載
各項目に分けて、詳細を見ていきたいと思う。
CPUが2倍以上の向上、更に快適に
始めに、PS5に搭載されるCPUは「Zen2」であり、2019年半ばに発売さた最新のCPUだ。
CPUとは人間の脳のようなもので、ゲームをする上で処理できる能力を示す。
周波数は高ければ高いほど快適にゲームをすることができるため、非常に重要な要素である。
PS5の周波数は3.5GhzとPS4初代の1.6Ghzと比較して2.2倍の進化がされた。
また、同時進行でタスクを消化する「ハイパースレッディング」にも対応することで、処理効率が大幅に向上。
間違いなくPS4と比べてCPUは大幅に進化しており、より快適にプレイすることが可能だ。
GPUが大幅に進化。8K解像度にも対応
GPUとはその機械の画像処理能力を表すものであり、画面の綺麗さに関わる部品のこと。
PS5のGPUはPS4に比べて約5.6倍の処理能力に改良。
これにより4Kはもちろんだが、8Kでゲームをプレイすることが可能になった。
加えて、今回のGPUは「レイトレーシング」にも対応。
レイトレーシングとは、現実世界でどのように光が動き、物体表面でどのように反射するかをゲームで再現する手法。
これによりより細かい表現を再現し、現実と見間違えるほどのグラフィック表現が可能になる。
ただ8Kは対応しているモニターが少なく非常に高価な為、まだまだ現実的ではないかもしれない。
グラフィックに関しては、動画をみるとその綺麗さがより伝わるのでぜひ見てほしい。
3Dオーディオでリアルな臨場感を味わう
PS5には3Dオーディオ「Tempest」が搭載される。
「Tempest」は音がプレイヤーの周囲360度から音のリアリティや実在感をより感じられる機能。
これにより、雨粒がさまざまなモノの表面に当たるリアルな音や、立体的に敵の位置を把握可能。
これまでは別途ヘッドセットなどのサラウンドシステムを用意する必要があった立体音響。
何も用意せずにモニターのスピーカーからでも、まるでゲーム内にいるような臨場感あふれるサウンドを味わえる。
その他性能・価格
他にも4K120fpsへの対応や、ロードのスピードが向上など様々な進化が見受けられる。
気になる価格はディスクドライブ搭載の標準モデルが49,980円。
ディスクドライブがないデジタルエディション(DL版のみ)が39,980円となっている。
PS4発売当初が39,980だったことを考えると、そこまで価格の上下はない。
また、新型Xboxは49,980円であることから、今後の価格競争も激しくなりそうだ。
現在は既に二次応募が終わってしまったが、今後の応募開始に備えて定期的にチェックすべきだ。
今後発売のソフトまとめ
今回のPS5発売と同時に20本のソフトが発売された。
しかし今後も続々と人気シリーズなどのソフトは発売予定であり、期待も高まる。
ここでは、今現在発売が予定されているソフトを表にまとめていこうと思う。
主な有名作品の発売タイトル | 予定発売日 |
---|---|
Cris Tales | 2020年11月17日 |
ライザのアトリエ2
〜失われた伝承と秘密の妖精〜 |
2020年12月3日 |
ぷよぷよテトリス2 | 2020年12月10日 |
バイオハザード ヴィレッジ | 2021年内 |
ラチェット&クランクパラレルトラブル | 2021年内 |
グランツーリスモ7 | 2021年内 |
真・三國無双8 Empires | 2021年内 |
グランド・セフト・オートV | 2021年内 |
FINAL FANTASY XVI (16) | 未定 |
レインボーシックスシージ | 未定 |
「Cris Tales」
Cris Tales は、過去現在未来の3軸で行動するユニークなRPGゲーム。
戦闘はコマンド選択式のターン制バトルシステムを採用。
美しい手描きタッチのアニメーションで、魅力的な世界とキャラクターが描かれている。
*日本語にも対応予定
操作自体も非常に簡単であるので、ゲーム初心者にもオススメのソフトだ。
販売価格: 5,128円予定
バイオハザード ヴィレッジ
超人気サバイバルホラーゲームの続編となる今回の「バイオハザード ヴィレッジ」
全世界で790万本を販売した「バイオハザード7」の直接的な続編であり、完結編だ。
既にアナウンストレーラーが公開されているので、ぜひ見てほしい。
ご覧の通りグラフィックスの進化は言うまでもなく、現実世界と錯覚してしまうこと間違いなしだ。
また、今作も前作と同じく主観視点を採用することで、よりリアルな世界観を再現。
バイオハザードシリーズは来年で25周年を迎えるため、今回は本気度が違うことが予想される。
シリーズファンのみならず、誰でも楽しめる点も魅力だ。
販売価格: 未定
「FINAL FANTASY XVI (16)」
FFの愛称で長きにわたって愛されてきたシリーズの最新作。
最近のFFシリーズは現代的・未来的かつ魔法と科学が融合した独特の世界観を持つ作品多かった。
しかし今作では原点回帰し、王道中世ファンタジーの世界観が中心となっている。
現段階ではストーリーやキャラクターに関しての情報は少ない。
しかし、2021年内に発売が予想されており今後詳しい情報が発表されていくだろう。
販売価格: 未定
このように様々な有名タイトルが既に発表されており、PS5における期待が高いことがわかる。
また、既に発売済みのPS4のソフトの99%がPS5でもプレイ可能だ。
PS4のセーブデータはLANケーブルまたはWi-Fi接続でPS5に移行することが可能。
まとめ
いかがだったろうか。
待望の7年ぶりとなる家庭用ゲーム機である「PS5」
8Kに対応や3Dオーディオなど前作モデルのPS4と比べて様々な進化を遂げた。
人気シリーズも続々とPS5へ新ソフトの発売を発表しており、今後も目が離せない。
現在は大人気につき、購入は困難だが来年あたりには生産も追いつき購入できると思われる。
無類のゲーム好きはもちろん、久しくゲームをプレイしていなかった方はぜひ検討してみてはいかがだろうか。