みなさんのオフィスでの作業スタイルはどのような感じだろうか。
デスク周りは個々人個性があり、デザインにこだわる人や作業効率にこだわる人など様々だろう。
中には営業など外出が多く、オフィスにいないなんて働き方をしているかもしれない。
私も自宅での作業は少なく、前回紹介したコワーキングスペースで働くか、クライアント先に出向くことが多い。
特に相手先に伺う時は、必ず周辺のカフェをGoogle検索して、周辺探検するのも1つの趣味になっている。
さて今回はそんな作業スタイルの中でも、作業効率を上げる方法。『ノートパコソンスタンド』について紹介したいと思う。
PCスタンドといっても、多種多様なので、シチュエーションを想定しながらお話したい。
目次
ノートパソコンスタンドを使うメリット
はじめになぜノートパソコンスタンドをオススメするのかについて話したい。
ノートパソコンの熱を逃すことができる
基本的にノートパソコンの構成上、バッテリー部は机と接している状況だろう。
内部ではバッテリー温度を冷やすためのファンがついており、熱を逃がせるようになっている。
例えばMacbook Airの場合だとディスプレイの真下の接続部に通気口が設置されいる。
CPUの処理が盛んになるとファンの動きが激しくなり、音が漏れ出すのを聞いたことがあると思う。
普段はバッテリーと机が触れているので、ファンによって熱を逃したとしても、机に熱が伝わり保温してしまう。
机の素材によっては熱を保ちやすいものもあり、上手く冷却できていないなどの現象が生じる
スタンドを使用すれば、机との設置面に空間を作ることができる。
よってバッテリーから発せられる熱が通気口だけでなく、底面からも逃すことができるのでより効率的に冷却を行うことができる。
パソコンの熱を逃すことがなぜ重要なのかというと、パソコン本体に負担をかけないため、そしてバッテリー寿命を伸ばすなどの効果が期待できるからだ。
スタンドはそんな重要な役目を担ってくれているといえるだろう。
作業時の姿勢が良くなる
パソコン作業をしている時、特にノートパソコンを使う人は体を屈めて作業している人が多いのではないだろうか。
机と椅子の高低差からどうしても顔の位置を下げなければならない。
必然的に肩は前へ、背骨は曲がり猫背になってしまう。
昔オフィスで働いていた時は、猫背を超えて顔の位置が机と平行になり下半身はずり落ちているみたいな姿勢で仕事していた。
当時はあれが究極の作業姿勢だったのだ(よく怒られなかったなと思う)。
スタンドはその点便利だ。スタンドを使用すると、パソコンのディスプレイの位置が高くなる。
よって姿勢を少し正さなければ逆に作業しにくいといった環境になる。
スタンドの種類にもよるが、高さ調整できるものであれば、顔の位置より高く設定できる。
ノートパソコンなのに、まるでデスクトップパソコンを使用している時と同じ体制で仕事ができる。
パソコンを使う人の中にも長時間作業される方が多くいると思う。
そんな時姿勢を正して机に向かうのは作業効率にも影響してくるのではないかと考えられる。
コスパの良さ
チェアやデスクを用意するのは、お金がかかるしスペースの都合もあるので、そう簡単ではありません。
そんなときにてっとり早いのが、PCスタンド。
PCスタンドの形状によっては乗せたノートPCの下部スペースが有効活用でき、省スペースで作業できるのもメリット。
オススメのノートパソコンスタンド
ノートパソコンスタンドといっても多種多様で好みが分かれる商品だ。
今回はシチュエーションごとにオススメのスタンドを紹介したい。
自宅またはオフィスで使う。KKaMMのノートパソコンスタンドオススメ
最初に紹介するのは『KKaMM』のスタンド。
主なおすすめ特徴
- 自由自在に高さが変えられる
- デスクはもちろんソファやベッドの上でも安定して使える
- 折りたたんでコンパクトに収納できる
- 落下防止の滑り止め仕様
自宅やオフィスなどで使用するのに適しています。
というのも自由自在に高さが調整出来る分、サイズ感としては少し大きくなっている。
ノートパソコン単体での使用はもちろん、別途キーボードを用意してデスクトップパソコン的な感覚で使うのもありかもしれない。
組み立て方によっては、2点方式にすることによってソファやベッドなど不安定な場所でも使用できるのは嬉しい。
重量も1.3kgと自宅で使う分には持ち運びにストレスも感じない重さなので、室内移動も問題ない。
デザインにこだわる方へ キングジム ノートパソコンスタンド
家で使用するスタンドは収納便利な構造になってはいるが、設置した時の見た目は少しゴツく感じるかもしれない。
そんな方へ『キングジム BASE』のスタンドを紹介したい。
特徴的なのはデザインだ。シンプルで高級感がある上に、機能性も備わっている。
パソコンを設置する面が曲面になっているので、しっかり熱を逃すことができる。
その上収納も便利なように設計されており、スタンドを縦に置くことで、パソコンをインテリアの一部のように収納できる。
残念な点でいえば、高さ調整ができない点である。しかしデザインにこだわりを見せる以上、仕方ないのかもしれない。
より安定したスタンドが欲しい Spinido スタンド
安定感を重要視する方には『Spinido®』のスタンドがオススメだ。
机との設置面が広いため、パソコンの固定力が高い。
デザインもApple製品とマッチしやすいデザインでオシャレ。
高さは固定になるがバックのカーブのラインなんかも美しいのではないだろうか。
サイズ感も大きくなく、無駄なものは省かれているのでインテリアとしも映える。
外出先で使用する方向け。ノートパソコン接着型スタンド Majextand
PCの背面に貼り付けるタイプの『Majextand』のスタンド。
スタンド自体の薄さと機能性を兼ね備えた、ノートパソコンとの親和性の高い商品。
持ち運ぶ必要もないので、荷物を減らせる上にパソコン本来のデザインを邪魔しない極限までシンプルなデザインだ。
外出時には極力何も持ち歩かずに、軽量に過ごしたいもの。スタンドを持ち運ぶのが億劫な人にとってはオススメ。
スタンド本体の重量は136gで底面がフラットなパソコンに設置できる。(底にファンが付いているタイプには向かない)
使用するときはプレートを引き出すだけで、作業準備は完了するのでスマートで美しい。
持ち運び便利なおすすめスタンド。角度調整も可能 Megainvo スタンド
最後に紹介するのは『Megainvo』のスタンド。
スタンド本体の折りたたんで収納できるタイプで、荷物としても邪魔にならないサイズ感で収まるのが特徴だ。
また角度調整が可能なので、外出先のあらゆる場面で活躍する。
時にはカフェなどで、机と椅子の高さから、パソコンの高さがマッチングしないなんて時もあるだろう。スタンドの仕様上12~20cmの間で調整できるので、その点ストレスなく使うことができる。
またストッパー部分が厚めに設計されているの、薄いiPad製品から17インチの大型ノートパソコンまで幅広く対応しているのもありがたい。
Megainvo ノートパソコン スタンド PCスタンド ノート 折りたたみ式 PCホルダー 高さ・角度調整可能 軽量 アルミ合金 PC/MacBook/ラップトップ/iPad/タブレット 3in1
『工匠藤井』ノートパソコンスタンド
人間工学に基づき、傾斜角度を0~43度まで、高さを14.5~20.5cmまで9段階の調整が可能。左右両端には2つのスマホホルダーが内蔵されており、多機種の同時使用もできます。
スマホホルダーの底部は穴が空いており、イヤホンや充電ケーブルを挿したまま利用できるのもうれしいポイント。座面には滑り止めが搭載されており、タブレットスタンドとしても利用できます。スタンド下部にはキーボードの収納スペースも用意されている。
まとめ
今回はオススメのノートパソコンスタンドを紹介した。
私も作業姿勢にはこだわりを持っている。長時間作業は日常的で常に疲労を感じないような工夫をしている。
外出する際は基本的に立って作業したり、高めの椅子に座って仕事をする。
スタンド機能付きカバーを使って目線をあげることも導入しており、次回私の私物も紹介したいと思う。
また自宅作業ではモニターを使うのもオススメだ。
スタンドを使わなくてもデスクトップなら自然と顔の位置が上がり、姿勢と必然的に良くなるのだ。
前回モニターに関する記事も書いているので、ぜひ参考にして欲しい。