オンラインミーティングやWeb面接など、さまざまなシーンで活用される「Zoom」。音声だけでなく映像にも対応しており、全世界で導入されているコミュニケーションツール。
元々は企業のミーティング向けに作られたサービスだが、ご存知の通り、リモートワークの拡大とともに自宅で飲み会を開催して楽しむ人達も増えている。
特に、ビデオ会議システム「Zoom」を利用した飲み会は、その使い勝手の良さからも話題を集めている。
また、2021年4月24日に米Facebookは、「Zoom」と競合するビデオミーティングサービス「Messenger Rooms」を発表した。
今後ますます通話ソフト/サービスの普及が進んでいくだろう。
そこで今回は、Zoomなどのビデオ通話ツールを使用してテレワークやオンライン講座を受講する際に必要になるカメラを紹介する。
目的や用途に合ったカメラを選んで、自宅の作業環境を整え、テレワーク環境を快適にしてほしい。
目次
カメラは必要?PCに備わっている純正はダメ?
Zoomは画面を通して通話ができるが、撮影用カメラがなければあまり意味がない。
ビデオモードをOFFにして、会話のみを楽しむこともできるが、それであれば規制が無く、通信環境も整っているLINEのグループ通話の方が効率的である。
近年でも、稀にデスクトップパソコンなど、カメラが搭載されていないパソコンを使用している場合、外付けカメラの購入が必要。
また、デフォルトで備わっていてもクオリティーが、一般的なモデルのカメラ性能は最低限度。盗撮防止用で普段使用しない時は、テープなどで塞いでいる人も多く見かける。
さらに、パソコンに搭載されているカメラは視野角が狭いので、多人数配信に向かないなどの難点もある。
快適にZoomを使用するためにも、専用のカメラを取り付けるのがおすすめなのである。
カメラの選び方
Web(PC)用のカメラを購入する際には、押さえておきたい3つのポイントがある。
- 解像度
- 視野角
- その他の機能
面接や会議など、明暗で印象が変わる大切なビジネスシーンでは、カメラの画質が悪いと、こちらの表情や共有する資料が見にくくなる恐れがある。
テレワークに対する課題が「社員への評価をどのようにすべきか」と言われており、働きぶりを直接、見ることができない社員の勤務時間や勤務状況を管理するシステム「見える化」の導入が広がっているそうだ。
悪い印象や、誤解を招かないためにも、解像度・視野角・その他有能な機能を押さえたカメラを準備することをおすすめする。
Web(PC)用のカメラのおすすめ3選
WEBカメラ eMeet C960
ビジネスにおいてWeb会議が利用される機会が増えており、ビジネスシーンでは、より臨場感のあるWeb会議を行うため、クリアな映像コミュニケーションのニーズが高まっている。
本商品はビデオ通話やテレビ電話に適した、マイク内蔵のWebカメラ。HD1080p画質で動画を撮影することも可能。また、自動光補正機能が搭載で、高画質でビデオ電話ができるのも魅力。
マイクが内臓されており、イヤホン・ヘッドホンを使わずにビデオ通話できるのでケーブルの煩わしさがなく、リラックスした姿勢で会話可能になる。
Logicool StreamCam C980GR
ロジクールのStreamCam C980は、フルHD 1080P 60FPSの滑らかで鮮明な高画質、強力なオートフォーカス、最適な自動露出補正、ノイズキャンセリングマイク、縦型撮影(9:16)対応、高速なUSB-C接続で、ストリーミングに最適なウェブカメラ。
また、AIによる顔追尾オートフォーカス、自動露出補正、自動ブレ補正により、画面内のどこにいても、どのような照明条件でも、最適、正確な焦点と露出を提供。
実はPCを自宅に持っていない方も少なくはなく、スマホなどのモバイルで見られている方も。
StreamCam C980は通常の横型(16:9)だけではなく、モバイルに最適な縦型(9:16)の撮影にも対応しており、InstagramやFacebookのストーリーズの撮影に最適。
2種類のマウントが付属し、クリップ式のモニターマウントはノートPCやデスクトップPCのモニター等に取り付けができ、パン(水平)およびチルト(垂直)調整機能が備わっている。汎用性が高いカメラを探している方にはコレをおすすめする。
Logiko
最低限必要な機能を全て備えつけたWebカメラ。
先ほど紹介した2つのカメラよりは、AI機能や自動オートフォーカスなど衰える部分は多々あるが、価格はかなりリーズナブル。
また、テレワークではなく「Zoom飲み会」などのプライベートで使用したい人には十分なスペックを持っているカメラである。
ビデオ解像度も1920x1080(最大)のスペックがあり、Amazonでのユーザー評価は高い。