ビジネスマンとしてのエチケット。
近年便利な物が次々と生まれ、アナログな物が消えつつある。
時計はApple Watch、財布は持たずスマホで管理など生活スタイルが変わった。
もちろん便利に越したことはないし、私もそんな新しいものをすぐに導入するタイプの人間だ。
ただそんな中アナログな物や、アナログな生活が良い場面もあり、変わらない美しさがある。
KURASHI LABOではそんなアナログ生活についても少しずつ記事をアップしていきたい。
というわけで今回は「紳士の持ち物ハンカチ」について紹介したいと思う。
ハンカチってこの時代に必要なのか?
先ほどの話に繋がるが、近年テクノロジーや公共サービスが向上してきた。
ハンカチを使うメインのシチュエーションと言えば、お手洗いに行った時だろう。
しかしすでに紙が設置されている場合やハンドドライヤーがあるので、ハンカチの使用頻度も減ってきてるのではないだろうか。
ただこの点が間違っているのかもしれない。
有名な映画「マイ・インターン」でロバートデニーロ演じるベンが、若者に「え?ハンカチなんて持ち歩いてるの?」と聞かれた際にこう答えていた。
「ハンカチは必需品だよ。ハンカチを持つ理由は涙を流している女性にそっと貸すためさ」。
さすがにここまでカッコいいことを言うつもりはないが、ハンカチの役割とは「これから出会う誰か」のためにあるのではないだろうか。
ハンカチ1つで女性の涙を拭うこともあれば、商談相手との食事で水が溢れたとき、子供が何かを汚したときなど使う用途はある。
想定しずらいシチュエーションかもしれないが、そんなふっとした瞬間に活躍できてこそ男としての魅力が現れるのではないだろうか。
実はトイレ後にハンカチを使う方が清潔?
公衆のトイレに設置されている「ハンドドライヤー」。
実はこのハンドドライヤーには目に見えない雑菌やバクテリアが大量に付着している。つまりせっかく綺麗に手を洗ったとしても、ハンドドライヤーに手を入れた瞬間、また手が汚れてしまうというのだ。
これはハンドドライヤーの設計上どうしようも出来ず、手をちゃんと洗わない人が使う限り、雑菌は増える一方。Googleで調べるとすぐにいろんな記事を見つけることができると思うので、ぜひ一度読んでいただきたい。
そう考えると、自分でハンカチを持って手を拭くという行為はとても重要なことのように思える。
マナーとして持つだけでなく、衛生面からもメリットがあるので、ぜひ参考にしてほしい。
オススメのハンカチはこれ!選び方
ビジネスマンはハンカチをズボンのポケットの仕舞う場合と、胸ポケットに仕舞う場合の2パターンがあるだろう。
後者の場合、秋や冬などシーズンによってスーツを羽織る場合に、アクセントとして使用されることが多い。
よってどんな場合でも対応できるように、胸ポケットに仕舞う事を前提に購入しておいたほうが良いかもしれない。
- カラー
- デザイン
- ブランド
そうなれば、大切なのは上記の3つだろう。
色合いはスーツの色と合っているか。
ビジネスマンとして派手すぎないデザインなのか。
個人のこだわりをどこのブランドで見せるか。
今回はいくつかスーツに合う、オススメのハンカチをいくつか紹介したい。
デザインや色は好みが分かれるのであくまで参考に、簡単に紹介する。
バーバリー
ビジネスマンなら誰でも知っているブランド「バーバリー」。
チェック柄のデザインは有名で見かけることも多いかもしれない。
しかしちょっとしたアクセントとして使用できる一方で、主張が強すぎないのは高評価。
ラルフローレン
年代を問わず愛されるブランド。
若者というよりは30代以降の男性から愛されているイメージが強い。
ロゴデザインが特徴的で、ブランドとしても評価が高く、こだわりを見せられる商品。
ポール・スミス
高すぎない価格と特徴的なデザインから20代に支持されるブランド。
ハンカチに限らず、ウェアや財布など各商品にちょっとしたこだわりにデザインは施されている。
少しのおしゃれで印象を変えたい方などにはオススメのブランドだ。
まとめ
いかがだっただろか。
ハンカチを持ち歩くのは少し面倒かもしれない。
ただその背景には相手を思いやる気持ちや、紳士としてのマナーと考えると、男の美学のが見えてくる。
何事も習慣付ければ大したことではない。一度試しに購入してみるのもいいかもしれない。