重厚感があり良い意味での男臭さ、武骨さを醸し出すレザージャケット。
Tシャツやデニムに合わせた着こなしはもちろん、タイドアップシャツやスラックスに合わせたドレッシーな着こなしまでも様になる汎用性の高さはジャケットの中でも上位ランクを誇る。
シンプルなデザインが魅力のシングルや、武骨で重厚なダブルジャケット。その他にも革の種類や色で、印象が異なる点においても選ぶ楽しさがある。
今回は今季から春にかけて活躍するレザージャケットに注目して、おすすめのアイテムを紹介をする。
目次
レザージャケットとライダースジャケットは違う
レザージャケットとは、動物の皮膚を加工して作った皮革で作られたジャケットすべてを指す。しかし世間的には「革ジャン」という名称で有名である。
耐久性の高さや経年変化を楽しめるため、長年愛用できることが特徴。
対してライダースジャケットは「ライダース=バイク乗り」という名前の通り、バイクに乗る方たちのために作られたジャケットのこと。
バイクで転倒した際のダメージの軽減や、走行中の風の抵抗などを考慮して作られていることが特徴。
レザージャケットの素材・生地
レザーとはどんな素材?というと、皮革(ひかく)のこと。
皮革は、動物の皮膚を腐ってしまわないように柔らかくしたり、良く持つように強度が上がるように加工してあるものを指す。
ちなみにライダースの名前でよく見る「フェイクレザー」とは、その名の通り本物の革ではなく人工で作った革のこと。本革と比べて価格が安い。
最近では、PUレザーというフェイクレザーが流行っており、ポリウレタン樹脂、塩化ビニル樹脂を塗布することで、皮革に似せている人工素材を指す。レザー素材にも関わらず、すごく軽い着心地を実現できるため人気がある。
人気のレザージャケット
ショット SCHOTT 618 ダブルレザージャケット アメリカ製
1913年、ニューヨークイーストブロードウェイにて、ショット兄弟によりスタートした「ショット」。
マーロン・ブランドを初め、ジェームス・ディーンやシド・ヴィシャスといった数々のビッグネームがこのモデルを着用するほど人気が高い。
ショットのダブルといえばこのモデルと言われており、618は重厚な質感の固めの皮を使用しており、より経年変化が楽しめる逸品となっている。
購入後は、少し硬さに馴染めず違和感があるかもしれないが、徐々に柔らかい生地に変化し自分の体にフィットしていくだろう。
JAMES GROSE / MANILA JACKET
AMES GROSEのシリーズ中で、最もゆったりとしたパターンのモデル「マニラ」。
ベーシックなブランドのシグネチャーモデルでもある。浅めのフロントの打ち合わせや、ストレートに落ちるシルエットが、幅広いスタイリングにフィットしてくれる。
耐久性に優れたカウハイドを使用したタフなレザージャケットで、初めてジェームスグロースのジャケットを試される方にも最適。
一生モノの高級感を感じられる革物ジャケット。
Haruf カウレザー使用モデル
自然素材にこだわり、時間と共に輝く物作りをテーマに商品作りをしている「Haruf」からカウレザーを使用したレザージャケット。
伝統のUKロンジャン・シングルライダースジャケットを現代風にアレンジした美シルエットが特徴。
UKラインには欠かせない左胸、左袖ファスナーポケットにはビンテージテイストのボールチェーンスライダーを装着。細部までこだわり尽くした、これぞ革ジャン。
また、頑丈で軽量なカウレザー(牛革)を採用。革の厚みは1.0mm-1.3mmで、渋い光沢がポイント。
本革だからこその経年変化を存分に楽しめる頂けるシングルレザージャケット。
ショット ラムレザーnewダブルライダース
ショット(Schott)
アメリカを代表するレザーウエアブランド
世界初のフロントジッパー式ライダースジャケットを販売したブランドとして有名で、日本でも高い人気を誇る。