低価格なのにハイレゾ対応。
先日、約40000円で買えるハイレゾ対応スマートフォンXperia 10 iiを紹介した。
「ハイレゾ」と聞いて思い浮かべる言葉はなんだろう?私は「高音質だけど価格が高い」という言葉が真っ先に浮かんだ。だがそれはこのSTH50Cに出会う前までの話。
なんと今回紹介するSONYのSTH50Cは約5000円で買えてしまうのだ。
おそらくこの記事を見ている方の大半はハイレゾ対応イヤホンを買うのは初めてだろう。
今回はそんなハイレゾに興味はあるけど買ったことがない!という方にオススメな約5000円のイヤホンSTH50Cを紹介する。
STH50Cの特徴
まずはSTH50Cの特徴を簡単にまとめる。
- 192kHz/24bitのハイレゾに対応
- 有線なので充電の必要が無く、遅延も無い
- 接続は3.5mmジャックではなくUSB-C
- 音量の調節など、本体ボタンで操作できる
- 9.7mmのドライバーユニット
- 再生周波数帯域は最大で40,000Hz
- 高性能DAC内蔵
STH50CはBluetooth接続ではなく有線接続だ。有線接続には一長一短あるが、やはり遅延や電池切れがないことが一番の魅力だろう。スマホゲームや長時間電話をする人にとっては間違いなく有線接続の方が適している。
また注目なのは接続が3.5mmジャックではなくUSB-Cという点。
最近のスマートフォンはイヤホンジャックが搭載されなていないものが多い。その一方で充電端子はUSB-Cを採用しているものが増えてきている。
2018年以降のAndroidスマートフォンであれば基本的に変換アダプタ無しで使えるのは嬉しいポイント。
変換プラグ購入すればiPhoneでも使うことができる。
付属品は以下の4つ。
- ハイブリッドイヤーピース(S, M, L各2個)
- ケーブルクリップ
- 取扱説明書
- 保証書
実はこのイヤーピースも凝った作りになっている。内側は硬い素材、外側は柔らかい素材と2種類の硬度のシリコンが使われている。
内側を硬くすることで音質劣化を防ぎ、外側を柔らかくすることで耳の形にしっかりとフィットさせる。耳が痛くなりにくく、長時間でも快適に音楽を聴くことができるスグレものだ。
STH50Cの音への拘り
約5000円で手に入るSTH50Cだが、細部まで拘った作りになっているので紹介する。
9.5mmの高感度ドライバーでも高音質
イヤホン選びで確認しておきたいのがドライバーのサイズ。ドライバーのサイズが大きいほど音質が良くなるとされている。一方でドライバーを大きくするとイヤホン自体も大型化してしまうというデメリットもある。
カナル型イヤホンの一般的なドライバーサイズは8.8〜12.5。対してSTH50Cのドライバーサイズは9.5mmなので決して大きくはないが
- 広帯域再生が可能な新形状の振動板を採用し駆動力向上
- 通気孔の設置によりメリハリのある低域再生が可能
- 独立グラウンドケーブルを採用によりクロストーク低減
- シールドケーブルの採用によりノイズ低減
などSONYの最新の技術によって高音質を実現している。またSTH50Cは比較的小型なドライバーを使っているので装着感も良い。
上位モデルと同等のDACを内蔵
DACとはデジタルデータをアナログ信号に変換する機械のこと。
実はこのDAC、スマホやパソコンにも内蔵されている。しかしながらスマホやパソコンの中はノイズが多く、内蔵DACを使うと音は悪くなってしまう。
そこで必要になってくるのが外付けDACだ。DACを外付けにすることでノイズの影響を受けなくなるので、クリアな音質を楽しめる。
STH50Cは約15000円する上位モデルSBH90Cと同等のDACを搭載しているのでお得なのではないだろうか。
まとめ
今回はコスパ最強のハイレゾ対応イヤホンSTH50Cを紹介した。
ハイレゾを5000円で体験でき、かつ SONY製のSTH50C。
ハイレゾを試してみたい!信頼できるブランドのイヤホンが良い!という方には特にオススメだ。
ぜひこの機会に検討してみてはいかがだろうか?