AirPods Maxは高い?ソニーの高性能ヘッドフォン「WH-1000XM4」と比較
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先日、アップルが高品質ヘッドフォン「AirPods Max」を発売した。

AirPods Maxは最先端のテクノロジーや空間オーディオの表現にこだわったヘッドフォンだ。

詳しい特徴などについてはこちらでまとめてあるのでぜひ参考にして欲しい。

しかし、そんなアップルの高品質ヘッドフォンの懸念点は「価格」だ。

税別6万円超えと簡単には手を出せない価格設定がされている。

そこに対抗するのが、今年の9月に発売されたソニーの「WH-1000XM4」ヘッドフォン。

AirPods Maxと比較して価格が半分にも関わらず、全く引けをとらないスペックを誇る。

そこで今回は、ソニーの「WH-1000XM4」に重点を置きながらアップルの「AirPods Max」と比較をしていきたいと思う。

WH-1000XM4 VS AirPods Max

ヘッドフォンといえばソニーを思い浮かべる方も多いのではないだろうか。

WH-1000XMはそんなソニーのヘッドフォンを支えてきたシリーズだ。

今まではXM 3 まで発売されており、いずれも大ヒットを記録しており人気が高い。

特にXM 3 は2019年のイヤホン売り上げランキングで一位になるなど、他を圧倒している。

今回は3つの観点からAirPods MaxとXM4を比較する。

  • ノイスキャンセル機能
  • 日常での使いやすさ
  • 充電時間
  • 価格・カラー

    各項目に分けて、詳細を見ていきたいと思う。

    ノイズキャンセル機能

    WH-1000XMシリーズはノイズキャンセル性能が高いことが人気の要因となっていた。

    今回は従来のモデルと比べてさらにノイズキャンセル機能が進化。

    XM4は、特に人の声や日常などの中高域の雑音に対して大きな効果を発揮する。

    また、自動でユーザーの装着状態や環境に合わせてノイズキャンセルを最適化する「NCオプティマイザー」を搭載。

    装着後にボタンを押すと、髪型、メガネの有無、装着ズレをたった数秒で検知する。

    その後、ヘッドホンに搭載されている気圧センサーなどで周囲の環境を認識。

    この二つの認識機能により家や飛行機の中であっても自分で一切調整することなく、気軽に高音質を楽しめる。

    もちろん、アプリを介して自分好みのイコライザーを設定することも可能だ。

    AirPods Maxにも同じくノイズキャンセル機能は搭載されており、自動で最適化してくれる。

    こちらにはノイズキャンセリング用の8つのマイク、音声を拾う3つのマイクが搭載されており、XM4より高い効果が期待される。

    しかし、現段階ではその精度や詳細は不明であるため、確認ができ次第また追記したいと思う。

    日常での使いやすさ

    従来のヘッドフォンは耳を完全に塞ぐため、外部の音が聞き取りにくいという弱点があった。

    しかし、これを解決するためにXM4では主に3つのモードが搭載されている。

    • アンビエント(外音取り込み)サウンドモード

    これは周囲の音を気にしながら音楽を楽しめるモードのこと。

    ヘッドホン外側のマイクで周囲の音を取り込むことで、普段より多くの外音の取り込みが可能だ。

    友人との待ち合わせや空港などの場面においては最適であろう。

    • スピーク・トゥ・チャットモード

    このモードは、音楽を聴いている最中でも声を発するだけで、自動で音楽を一時停止してくれる。

    音楽の一時停止後は、アンビエントモードに自動的に移行する。

    これにより余計な操作をせずとも、ヘッドフォンをしたまま会話も対応可能だ。

    • クイックアテンションモード

    このモードは、ヘッドフォン横のコントロールパネルに触れている間、一時的に音楽の音量を絞り、周囲の音を取り込んで聞きやすくする機能。

    飛行機内でのアナウンスや急な会話などの場面で、柔軟に対応することができる。

    対してAirPods Maxはどうだろうか。

    こちらには「ノイズキャンセリング」「外部音取り込み」「オフ」モードが搭載されている。

    ボタンはアップルウォッチをモチーフに作成されており、ダイヤル操作が可能だ。

    つまり日常の使いやすさの観点では、どちらも同点といったところだろうか。

    充電時間の比較

    ワイヤレスイヤホン・ヘッドフォンの弱みの一つに稼働可能時間の制限もあげられる。

    世界的大ヒットを巻き起こしたAirPods Proでさえ最大4.5時間しかもたない。

    国際線の飛行機に搭乗することなどを考えると稼働可能時間は最低10時間以上は必須であろう。

    MX4はなんとワイヤレスにも関わらず最長30時間の音楽が再生可能だ。 *

    *ノイズキャンセルオンの場合(オフの場合は最長38時間再生可能)

    日常で使う分には、まず頻繁に充電する必要はないだろう。

    加えて、充電時間もたった10分の充電で5時間の再生が可能だ。

    対して、AirPods Maxは最大20時間の再生が可能となっている。

    20時間でも十分ではあるが、やはりXM4と比べると物足りなさは感じてしまう。

    また、AirPods Maxもクイック充電に対応しており、充電時間も5分で約1.5時間再生できる。

    価格・カラー比較

    気になる価格だが、AirPods Max が70000円弱、WH4が約37000円だ。

    AirPods Max はヘッドフォンとしてはかなり強気の価格設定をしており、WH4はAirPods Maxの半額程度だ。

    WH4のカラーはブラックかシルバーの2色展開。

    対してAirPods Maxはシルバー、スペースグレイ、スカイブルー、ピンク、グリーンがある。

    この辺は最近カラーに力を入れているAirPods Maxに軍配があがる。

    しかし、今回まとめたように両商品のスペックは同等もしくは、WH4の方が優っている。

    AirPods Maxの値段に躊躇している方は、ぜひWH-1000XM4を検討してみてほしい。

    WH-1000XM4B ソニー ノイズキャンセリング機能搭載Bluetooth対応ダイナミック密閉型ヘッドホン(ブラック) SONY 1000Xシリーズ
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    まとめ

    いかがだったろうか。

    今回は今注目のAirPods Maxと、その対抗商品であるWH-1000XM4を比較した。

    調査の結果、XM4はAirPods Maxの半額でありながら、ノイズキャンセルやバッテリー、その他機能も劣っていない。

    価格を抑えつつも、最高級のヘッドフォンを味わいたい方は、ぜひ検討してみてはいかがだろうか。

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