
タバコ事情は今どうなっているのか?
最近は紙巻きタバコよりも「加熱式タバコ」を使用する人が増えてきている。
味に好き嫌いはあれど、加熱式タバコにはメリットも多く、愛用している人が多い。
ブームのきっかけはiQOSだろう。一時期予約しても数ヶ月待たなければならないほどの大人気商品となっていた。
今ではiQOSだけでなく様々なメーカーが参入しており、タバコ革命が起きている。
今回はそんな「加熱式タバコ」について、iQOSとプルーム・テック各社の違いと現状のタバコ事情をまとめる。
味は表現しずらいので、あくまで機能性をメインにお話したい。
加熱式タバコのメリット
紙巻きタバコと違い、葉を燃やしているわけではない。
タバコの葉に熱を加えてニコチンを発生させており、煙ではなく蒸気が出る。これにより下記のようなメリットがある。
- タールが9割以上少なく、人体影響を軽減できる
- 副流煙についても同様
- 匂いが少ないので、部屋で吸え、口臭も気にならない
そもそもタバコが人体に影響を及ぼすという証明が現状の研究でわかっていないため、iQOSの影響こそまだ分からない。
よってそもそもタールが少ないのはいい事なのかと言われれば、言及できない。
しかし特に「匂いが少ない事」、
タールによる歯の黄ばみや口臭、部屋の変色を避けられるのは大きい。
害はないとは言えないが、本来の紙巻きタバコよりもメリットは多い。
王道フィリップモリスの「iQOS」アイコス
iQOSは人によってはポップコーンやほうじ茶など香ばしい匂いが特徴と言われている。
一方で喫煙者にとってはタバコからの移行で一番違和感の少ない、人気の商品だ。
最初は違和感を感じるかもしれないが、2週間ほど経てば味にも慣れて来るのが不思議。
アイコス iQOS3 Duo
- 2本連続で吸える
- 充電時間が1/2
アイコス iQOS3
前機種の「iQOS3」でも十分楽しめる機能性なので、下記を参考に購入してみるのもありかもしれない。
- おしゃれでコンパクトなデザイン(合計125g)
- 1回の充電で20本吸える
- 起動時間20秒
- 本体に約3分30秒収納で充電完了
- チャージャー本体は約120分充電
iQOSはチャージャーとホルダーが別れているタイプ。
連続で2本吸えないのは場合によっては不便と感じるかもしれない。
アイコス互換品 おすすめ コスパ最高 楽天ベスト3
アイコス互換性のある互換機も多々出ている。
多々出ている中から選ぶのも大変であると思い
自分も欲しかったので
選んでみたので参考にして欲しい。
アイコス 互換機 iQOS 用スティックが使える 互換機 チェーンスモーク 最大15本
楽天総合評価☆4.16
レビュー件数5253件
アイコス 互換機 iQOS 用スティックが使える 互換機 最大18本連続 自動クリーン
楽天総合評価☆4.02
レビュー件数125件
アイコス 互換機 iQOS 用スティックが使える 互換機 最大40本連続 自動クリーン
楽天総合評価☆4.29
レビュー件数4181件
新型 アイコス 「IQOS ILUMA」
新型「IQOS ILUMA」
改良点
- 従来のIQOSシリーズとの大きな違いはブレードがない。
- ブレードにスティックを刺して加熱していたが、イルマでは刺すことなく加熱。
- 従来モデルで発生していたブレードの破損の心配がなくなる。
- たばこの残りかすが出ないことからクリーニングの必要がない。
- 従来のIQOSに比べて匂いが少ないことも特徴。
- 専用たばこのTEREA スティックのラインアップは11種類。
IQOS イルマ プライム キット
「IQOS イルマ プライム キット」は、2022年1月時点でIQOSシリーズで最も新しい機種で、IQOS イルマのフラッグシップモデル。新しい加熱方式になり、吸える銘柄もテリアのみになるなど従来モデルから大幅な変更が加えられて話題になりました。
肝心の吸いごたえの検証では、「ほどよく喉にガツンとくる」とキック感の強さがモニターから好評。とくにメンソールは爽快感のバランスがよく、上品で吸いやすい印象。紙タバコの吸いごたえには届かないものの、加熱式タバコのなかでは満足感の強い商品。
一番の魅力は、メンテナンスフリーで手間が少ない点。ホルダーから取り出して吸わなければならない点がやや面倒ですが、自動加熱でフル充電後は1箱分(20本)吸えるなど機能性。
ただし、においに関しては非喫煙者から「加熱式タバコ特有の穀物のようなにおいが強い」と低評価。旧モデルにある加熱ブレードがなくなっても「アイコス臭」は感じられた。
価格は高いものの、その分洗練されたスマートなデザイン。ホルダーはカスタムできる。
JTの「プルーム」
より匂いが少なく、ほぼ無臭に近いのが特徴のJTの「プルーム・テック」。
iQOSほどガツンと来るわけではないが、禁煙者の隣で吸っていても、不快感を与えないほど匂いがない。
吸いごたえはiQOSより劣るが、新型の「プルーム・テック プラス」であれば従来のモデルより味が濃く、キック感もある。
特にメンソールなどのフレーバーであれば、喉に来るタバコの感じは味わいやすいかもしれない。
iQOSとは違い、プルーム・テックはチャージャーがなく、充電後本体を持ち歩ければいいので、さらに軽量でコンパクトなのは嬉しい。
また本体価格も安いので、気軽にスタートしやすいので、試しに購入してみるもいいだろう。
プルームエックス スターターキット
プルームエックスは、プルームシリーズ初となる高温加熱式タバコ。
従来モデルと比べると吸いごたえも機能性も大きく異なり、アイコス イルマに並ぶ吸いごたえに進化しています。
メンソールでもレギュラーでも、「喉への刺激が強く、紙タバコに近いくらい重い吸いごたえ」。瞬間的にみればアイコスよりも強いキック感がある印象。普段タールが重めのタバコを吸っている人におすすめですが、慣れていないと咳き込みやすい。
メンテナンスは必要、ほぼ手間がかからずメンテナンスフリーに近い印象。一度の加熱で5分以内であれば無制限に吸えるのが最大のメリットで、喫煙ペースを乱されることはありません。コスト良し。フル充電後の使用回数は23本とほかの商品に比べて多い点も魅力。コンパクトなサイズなので、持ち運びにも便利。ただし、独特のにおいがある。
本体価格も比較的手頃
プルームテックプラスウィズ スターターキット
約40℃の低温で加熱する「プルームテックプラスウィズ スターターキット」。タバコカプセルを使用し、いつでも喫煙を中断・再開ができる。ディスプレイも搭載されており、バッテリーやカプセルの残量をひと目で把握可能。ズボンのポケットにすっぽり収まるコンパクトな形で、持ち運びも苦になりません。
低温加熱式のため、においが抑えられるのがメリット。
吸いごたえでは、「水蒸気に近くタバコとは違うものの、ほどよくキック感がある」という意見が多数ありましたが、物足りないと感じる人も。とくにメンソールの爽快感が弱めです。また甘い香りが強いので、好みが分かれる印象。
1箱の総パフ回数がほかの商品に比べて少なめで、コストが高くなるのが難点。リキッドも漏れやすいため、定期的なメンテナンスをしっかり行う必要があり、長く使い続けるにはストレスとなる要因は多い。
プルームテックプラス スターターキット
プルームテックプラスウィズの旧型モデル、「プルームテックプラス スターターキット」。基本構造は新型と同じですが、充電時間が約90分と新型よりも30分長く、充電ケーブルもmicroUSBと異なる。
プルームテックプラスウィズと喫味は変わらず、吸いごたえはほどよくあるものの、水蒸気に近い薄い味わいのため人によっては物足りなさを感じる印象。
リキッド漏れが発生しやすく、水洗いは可能なもののメンテナンス部分が多いため手間がかかる。1箱あたりの総パフ数が250回と少なめで、コストはほかの商品に比べて高くなる。スペックを考えるとプルームテックプラスウィズのほうがメリットがいい。
最近の喫煙者事情
近年喫煙者は肩身の狭い思いをする場面が増えてきた。
東京では2021年から「従業員を雇用している店舗では原則屋内禁煙」となり、喫煙者にとってはさらに厳しい現実が待っている。
確かに共有スペースで禁煙者からすれば迷惑と思われても仕方がないかもしれない。
ただ喫煙者側がひたすらに厳しい環境に追いやれていくのも、それはそれで納得できない人も多いだろう。
お互いの妥協点が一致する場所を探せるのがベストだが、決定権は政府にあるので、なんとも言えない。
ただ今喫煙者にできる対策と言えば、「加熱式タバコ」の採用だろう。
匂いが少なく、副流煙も出ないタバコ。完全に禁煙者に影響がないかと言われれば、まだ研究が進んでいないのでなんとも言えない。
しかし少なくとも、タバコのデメリットの部分を少しでも改善できているという点ではいい商品ではないかと私は思う。
今後も紙巻きタバコと区別され、加熱式タバコだけでも許可される店舗が増え、現状禁煙者・喫煙者両方の妥協点になればと願う。