ポケットWIFiはこれ!「WiMAX W06」実機レビュー。実際の使い心地は?
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これまでポケットWiFiについていくつかの記事をまとめてきた。

調査の結果、価格や通信速度、カバー範囲の観点から「WiMAX」が最適だということがわかった。

しかし、実際の通信速度がイマイチだったり、ギガ放題でも通信制限があって楽しめないという声も意外と多い。

また、WiMAXは数種類の端末を用意しているが、最新のルーターが一番良いとも限らない。

そこで今回は、WiMAXのポケットWIFIで一番人気の「W06」を実際に短期間契約し、使用感や感じたメリット・デメリットを紹介していきたいと思う。

現在のWiMAXラインナップ一覧

2020年9月現在、WiMAXは主に「W06」「WX06」「WX05」「W05」の4機種が販売中だ。

この中では「W06」の性能はずば抜けており、圧倒的な人気を誇っている。

「WX06」は一番2020年の1月末に発売されたモデルで「W06」より軽量化されたが、機能面で劣ってしまった。

その他二機種は、赤色やライムグリーンなどのデザイン面での違いが大きい。

特にデザインへのこだわりがない方は基本的に性能が一番優れた「W06」がお勧めだ。

私も今回は一番人気の「W06」をレンタルし、実際に使用してレビューを実施する。

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「WiMAX W06」の特徴

製品名 Speed Wi-Fi NEXT W06
製造元 ファーウェイ・ジャパン株式会社
対応ネットワーク ・WiMAX 2+
・au 4G LTE
サイズ 約128×64×11.9mm
下り最大通信速度 558Mbps
上り最大通信速度 75Mbps
重さ 125g

やはり「W06」最大の特徴はその通信速度の速さだろう。

下り最大通信速度は558MbpsとポケットWiFiの中では最速に値する。

加えて、ハイスピードエリアモードを使うと、au4GLTE回線では下り867Mbpsとなる。

これは光回線と同等の速さであり、何処へでも持ち運べてこの速度はかなりの魅力。

「WX06」「WX05」などの機種は、下り最大440Mbpsであることからその速さがわかるだろう。

また、上り最大通信速度は75Mbpsと他の機種と比べて2倍以上速い。

上り速度はインスタやYouTube、ツイッターなどのウェブ上に写真や動画を投稿する速さのこと。

特に沢山のツイートやインスタを投稿する方は「W06」一択になるだろう。

使ってわかった「WiMAX W06」のメリット

軽くてコンパクト!どこへでも持ち運べる手軽さ

Macbook Air 13インチとの比較

まず一番最初に驚いたのはその軽さだ。

わずか125gとかなりの軽量化がされており、持ち運んでいることを忘れるほどの軽さだ。

加えてサイズも約128×64×11.9mmと一般的なスマホより小さい。

カバンやポケットに入れても全くかさばることがなく収納可能。

実際にポケットにスマホと「W06」を入れて歩いても、全く気にならなかった。

一日使っても充電が切れないバッテリー性能

「W05」と比べると2750mAHから3000mAhに電池容量がアップした「W06」。

表記上の連続通信時間は540分と変わらないが、今のところ1日使っても充電が切れることはない。

使用自体はそこまでヘビーにはしていないが、YouTubeの視聴やネットサーフィン、メッセージのやりとりなどの一般的な利用で充電が切れることはなさそうだ。

加えて、パフォーマンス設定画面から残り通信時間目安が表示されるのも魅力だ。

それぞれハイパフォーマンス、スマート、バッテリーセーブの3段階の残り稼働可能時間が予測されており、自分で使用配分を考えられる点も良い。

もし仮に、充電がなくなってもUSB-Cの充電ケーブル式のモバイルバッテリーがあれば約140分程で満タンになるので、問題はないだろう。

使ってわかった「WiMAX W06」のデメリット

通信速度はそこそこの速さ

通信速度については基本的には概ね満足している。

朝方や昼間や夕方は特にストレスなく快適に動画視聴やネットサーフィンが可能。

しかし、時間帯によっては繋がりにくい時間帯もあり、特に夜9時から11時にかけては動画の視聴でさえも若干ストレスが溜まる速度だった。

加えて、都市部を離れると圏外になりがちなのもデメリットだ。

主に東京23区内などの都会で使用する分には問題ないが、少し離れた地域に行くとすぐに圏外になってしまった。

地方での使用を考えている方は一度お試しなどをして繋がるかを確認してから、契約することをお勧めする。

ギガ放題でもLTE回線は月に7GBまで

WiMAXのWiFiルーターはギガ使い放題が一般的に人気だ。

しかしこのギガ放題は、月にデータを無制限で使えるわけではない。

WiMAXの場合はまず、通信モードはハイスピードとハイスピードプラス(LTE回線)に分かれる。

基本的にはハイスピードで十分だが、電波の悪い地下鉄などや郊外ではプラスを使うことが多くなる。

しかし、プラスはギガ放題プランであっても単独で月に7GBと決められており、超えてしまうと通常のハイスピードモードまでもが月末まで制限を受けてしまう。

加えて、ハイスピードも月では使い放題だが、利用を集中させないために三日間で10GBまでの制限を設けている。

超えてしまうと翌日の18時〜2時まで速度制限となってしまうので注意が必要だ。

通信制限後も速度は1.0Mbps程度と動画などの視聴は可能だが、やはり遅くは感じてしまう

このようにWiMAXのWiFiルーターは、通信制限が複雑なのがデメリットだ。

まとめ

いかがだったろうか。

今回は人気のWiFiルーター「W06」を実際に契約して使用レビューをしてみた。

若干のデメリットはありつつも、総合的には速度や形状、バッテリーは優れておりおすすめだ。

場合によっては場所や人を選ぶため、この記事を通して少しでも参考にしてほしい。

改めてプランを見直している方やこれからポケットWiFiでの生活を始める方は、ぜひ検討してみてはいかがだろうか。

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