肌寒い秋冬のビジネススーツスタイルに欠かせないコート。
チェスターコートやステンカラーコートを合わせてクラシックに装うのは王道。
ビジネススタイルのカジュアル化が進んでいる影響から、コートの選択肢は広がっている。
「ビジネススーツに合わせるコートで、一味違ったお洒落を楽しむにはどうしたら?」
と、秋冬シーズンになるにつれ、思ったことはないだろうか。
今回は、ビジネススーツに合うキルティングコートに注目し、おすすめの商品を紹介する。
アウターが変われば、スーツスタイルの印象がグッと変わるので、今季のスタイルの参考にしてほしい。
キルティングコートとは?
冬のアウター選びでもっとも重視したいのは保温性。となると、厚手の生地やボリューム感のあるモノを選びがち。
しかし、すっきりした見た目でありながら軽量なアウターが欲しい人もいるだろう。欲張りな大人の願いを叶えてくれるのが今回紹介するおすすめキルティングコートだ。
キルティングコートとは
表と裏の服地に中綿を挟み、ステッチで仕上げた防寒アウター。
ダウンジャケットほど厚みはありませんが、しっかりとした保温性があるので軽アウターのライナーとしても活用。
中綿入りでキルティング加工された生地が特徴。
ボリュームを抑えたすっきりフォルムで軽量、保温性も抜群ときたら取り入れない手はない。
元々が乗馬用のジャケットだったのでスーツにあわせることはなかった。
しかし、昨今はハズしアイテムとしてスーツへのコーディネートが定着している。
おすすめのキルティングコート
キルティングコートの代名詞とも言える
メイドインイングランドを貫く名門ブランド「ラベンハム」。
英国の老舗
アウターブランド「マッキントッシュ」が古くからの定番。
だが、近年では価格的にも入手しやすいトラディショナルウェザーウェアもおすすめで人気を集めている。
Barbour バブアー
英国生まれの「Barbour」は、まず外さない王道の一着。何世紀にも渡って英国のアウトドアを支えてきた高い耐久性と機能性は、絶対的な信頼を寄せている。
私も以前、中綿入りでキルティング加工のバブアーを持っていた。保温性は間違いなく、あらゆるスタイルに合わせることができ、汎用性が高い。
程よい光沢感を携えより現代的に、より上品な印象に仕上がったモデルからカジュアルなラインまで。
特に写真のコートは、襟のコーデュロイのポイントはトレンド感が出て、ただのフォーマルスタイルに一花添えてくれる。
LAVENHAM ラベンハム
続いて、英国の歴史あるブランド、〈LAVENHAM〉の定番モデル。
細身のシルエットのスーツと合わせることを考えたデザインが特徴的。ブランド史上、「最もスーツに合うジャケット」として位置付けられている。
英国のテーラー技術を取り込んでいるため窮屈さを感じさせず、より身体にフィットした着心地を実現。
バックはサイドベンツで仕上げた本格派。
サイドベンツとは
腰に吊った剣(サーベル)の抜き差しをしやすくするためのデザインの名残りと言われている。
両サイドに切れ込みが入っているので、一般的なディティールのセンターベントよりも動きやすい。
威厳や風格を演出するならサイドベンツはおすすめであるおすすめのキルティングコート quilted coat。
LAVENHAM ラベンハム レディース
王道シルエットのフード付きキルティングコート