「IoT」という言葉が最近よく使われるようになり、モノとインターネットを繋ぐ最新テクノロジーを搭載した製品が急増する今日。
日本を代表する時計ブランド「シチズン」が“好きな機能を入れ替えられる”シチズンのスマートウォッチ「Eco-Drive Riiiver」をクラウドファンディングしており、現在開発中。2019年秋に発売を予定している。
IoTプラットフォームに対応し、機能をカスタマイズできる最新テクノロジーを搭載予定。
今回は、現在クラウドファンディング中のシチズンのスマートウォッチ「Eco-Drive Riiiver」を紹介する。
シチズン / CITIZENとは?
1918年の創業されたシチズンは、BETTER STARTS NOW(どんな時であろうと「今」をスタートだと考えて行動する限り、私たちは絶えず何かをより良くしていけるのだ)というテーマで、最先端の技術を搭載してきた、日本を代表する時計メーカー。
数々の世界初、日本初の技術を生み出してきたシチズンは、2017年。多機能のスマートウォッチが注目を集める中、トレンドの流れには乗らず、機能を徹底的に削ぎ落した究極のシンプルさと美しさを実現した腕時計の開発を進めた。
しかし、2019年。驚くことにクラウドファンディングを利用してモノとインターネットを繋ぐ最新テクノロジーを搭載した製品を開発中。今後の展開にも注目が集まる。
「Eco-Drive Riiiver」とは?
Eco-Drive Riiiver 腕時計に想像を。「時間」をもっと、クリエイティブな体験に。
Eco-Drive Riiiverは、これまでの腕時計の常識を超えて、最新のIoT技術を搭載し、ライフスタイルそのものをより良いモノにしていくことが目的に作られた時計である。
その特徴・機能性は無限大で、ただ時刻が確認できる時計ではなく、個人の創造力とアイデア次第で、ありとあらゆることを実現することができる。
公式ホームページに記載されていた機能を例にあげると、近くにあるカフェの方角を時計の針が教えてくれたり、気になるスポーツの試合経過を腕時計でチェックしたり、街にいる仲間たちに集合の合図を送ったりと、汎用性は無限大に感じる。
では、どのようにして時計とスマホを連携させて使用するのか。
主な機能・使い方
まず、時計とスマホを連携させるためにアプリのダウンロードが必要になる。
公式アプリ内(2019年秋公開予定)で提供されている多彩な「iiidea」をダウンロードすることで、さまざまなモノやデバイス、サービスをつなげることが可能。
趣味やライフスタイルに合わせて、自分が必要とする機能を形にし、時計とマッチさせる。また、自分が生み出した機能を他の人に共有することも可能だとか。
「Eco-Drive Riiiver」にはRiiverの起動ボタンがあり、明かりのない場所や手が離せないときでもワンタッチで使用可能。
このボタンを利用して、タクシーを呼んだり、応援しているチームの試合結果を針が示してくれたり(どう示すかは、作った機能次第)と1つの操作で今まで行ったきた動作を簡単にすることができる。
Eco-Drive Riiiverのココがすごい!
スマートウォッチユーザーで1番多く挙げられる懸念点が「充電」。スマホを充電する人もめんどくさがる人も多く、最近ではワイヤレス充電できるガジェットの急増や、スターバックス店舗では机にスマホをおいて充電できる機能などが設置されている。
今回紹介しているEco-Drive Riiiverは、IoT技術を搭載した典型的なスマートウォッチだが、定期的な電池交換やケーブルでの充電が不要で、太陽光はもちろん、室内のわずかな光を電気に変えて時計を動かし、余った電気は二次電池として蓄える機能を搭載。
また、スマートウォッチの代表的な機能である「体調管理サポート」も充実。内蔵された加速度センサーにより、歩数・消費カロリーを計測。アプリで日々の活動量を確認したり、目標に対する達成率も管理可能。
次世代のIoTスマートウォッチとは、まさにこのことである。