撮影機材はスマホで十分?
近年スマホのカメラ機能が凄まじいスピードで進化している。
デジタルカメラの画質を越えるモノも販売されており、カメラを別途で持ち歩く人も少なくなっているのではないだろうか。
Appleも9月の新作発表会に新しく「iPhone 11」が出るのではないかと噂されており、かなり信ぴょう性の高い情報として出回っている。
特にカメラのお話をすると、現行モデルの望遠、広角に加えて、超広角レンズの3つのレンズが搭載されるとの事。画素数も1200万画素と申し分ないクオリティが実現される予定。
ここまで来れば、2〜3年前のようにお出かけに携帯とカメラの2つを持ち歩かなくて済むようになっていく。
ただ撮影に関して、みなさんも少し気になるのは動画撮影ではないだろうか。
最近ではGo proを筆頭に手ブレを抑えて滑らかな映像を作り出す製品なども販売されているが、この点はスマホではどうしてもカバーする事が出来ない。
そんな中「OSMO」からスマートフォン用に手ブレを抑えるための、ガジェットが登場した。
今回はその「Osmo Mobile 3」折り畳み式モバイルジンバルについて紹介したいと思う。
Osmo Mobile 3とは?
ドローンメーカーとして名を上げた「DJI」。
ブレない滑らかな映像を届けるスタビライザ技術を生かして登場したジンバルが、「Osmo」シリーズだった。
その他超小型ジンバル「Osmo Pocket」や防水アクションカム「Osmo Action」など多数のラインアップを展開している。
カメラ一体型のOsmoを販売しており、Goproを買うかOsmoという選択か、といった比較記事や動画は複数上がっていた。
そんな中でも今回Osmoが開発したのはスマートフォン用ジンバル「Osmo Mobile」。
ユーザが持っているスマホをはめるだけで、アプリと連携し、より低価格で安定した動画撮影ができると言った画期的なアイテムだ。
スマホと一緒に持ち運ぶ事を想定した収納性
カメラ部を取り除いたからと言って、持ち運びでかさばるようなら意味がない。
その点Osmoは素晴らしい。
3軸ジンバルを搭載したスタビライズ機能を保持しながらも、折りたたむ事でよりコンパクトに収納できるように設計されている。
前機種の「Osmo Mobile2」は全長30cmと少し大きなサイズで、撮影をメインとしたお出かけ用という感じがしていた。
しかし新型Osmoならサイズが小さくなっていることに加えて、重量も約16%軽くなり、より日常使いを意識した使い方ができるようになった。
具体的なスペックを見てみよう!
Osmo Mobile 3の一番注目すべき点はユーザーを選ばないところだろう。
Androidユーザー、iPhoneユーザー問わず、アプリをダンんロードすればそのまま使用できる。
スマホ連携できるのは保存や共有という点でのメリットは大きい。
ではその他の機能についてはどうだろう。同じくコンパクトなジンバルとしてDjiから発売されている「Osmo Pocket」。
この2台を比較していく、詳細のスペックについて見てきたいと思う。
サイズ感
「Osmo Mobile 3」
- 本体サイズ:10.3×12.5×28.5cm
4.6×13.0×15.7cm(折りたたみ時) - 重量:405g
「Osmo Pocket」
- 本体サイズ:3.69×2.86×12.19cm
- 重量:116g
さすが超小型と謳うだけあってOsmo Pocketの方が非常にコンパクト。
バッテリー
「Osmo Mobile 3」
- 駆動時間:15時間
「Osmo Pocket」
- 駆動時間:140分
ただOsmo Mobile3もただ大きい訳ではない。
スマホを乗せるだけであればもう少しコンパクトに開発することもできただろう。
バッテリーの駆動時間の差は圧倒的である。
つまりこのサイズの充電容量を保つためには、必要なサイズ感だったのではないかと思えば納得できる。
操作性
操作性に関してはOsmo Mobileの方が良い。
Osmo pocketは小さい画面で操作を行わなければならないので、基本的には自分の腕を動かして使用している人が多いかもしれない。
Osmo Mobile 3はジョイスティックやズームスライダー、トリガーなどカメラ操作を物理的に行えるので、非常に便利。
撮影しながら手元で調整できるので、片手で動画も取れる。
Osmo pocketもスマホを使えば操作しやすくなるが、スマホを使わないのがPocketの魅力と考えると本末転倒だ。
撮影比較
この点は実際に見ていただいた方が早いだろう。
画質に関してはスマホのカメラクリティにもよるので、比較できない。
しかし滑らかさで言えば、どちらも申し分ない映像が撮れているのはないだろうか。
まとめ
いかがだっただろう。
最近はYouTuberに限らず、SNSなどで動画コンテンツを配信できる機会も増えた。
また家族や友達で共有したりと動画を楽しめる環境が整っている。
Osmo Mobile3はそんな動画撮影をより有意義にしてくれるアイテムではないだろうか。