
以前紹介した「【コスパ】おすすめの暖かいビジネスコートはこれ!Amazonで買える1万円以下のおすすめコート特集」が好評だった。
今回は、30代〜40代の男性に合う、ビジネスシーンに好相性のコートを種類別に紹介する。
具体的には、チェスターコート、ステンカラーコート、キルティングジャケットの3種類。
秋冬のビジネススタイルの印象を決定づけるのはコート(アウター)と言っても過言ではない。
目次
チェスターコート「ビジネスコートの中で唯一フォーマル」
不動のビジネススタイルはチェスタフィールドコートに尽きる。
スーツやジャケパンスタイルに合わせるには、最も定番であると言える。
英国の政治家であるチェスターフィールド伯爵が着用していたコートが起源。1着あればビジネスシーンはもちろん、冠婚葬祭からキレイ目なカジュアルスタイルまで幅広いシーンに対応できるのが魅力。
一般的には、打ち抜きでボタンが見えるタイプが主流だが、比翼仕立てのタイプがクラシックでフォーマルとされている。
カシミア100% 高級ウールチェスターコート
繊維の宝石「カシミヤ」が100%のウールチェスターコート。
最高級の暖かさ・軽さ・肌触りを凝縮し、独特のぬめり、深みのある色調。
大人体型にあわせたゆったりシルエットですので、ビジネスシーンにも向いている。
スーツの上からでも窮屈感なく快適な着心地で、仕事だけでなくパーティーシーンまで、シーンを問わず気品あふれる着こなしが可能。
ステンカラーコート「ミニマルデザインが逆にシンプル」
レインコートの一種として誕生したステンカラーコート。
特に新入社員のビジネスマンや、就職活動中の学生まで幅広い層に浸透するコート。
ここ最近では、チェスターコートよりもステンカラーコートの方に勢いがある模様。その理由としてあげられるのは、防水性機能である。
ちなみにステンカラーコートは和製英語で、正式名称はバルマカーンコート。ウール製からナイロン製まで素材はバリエーションに富み、なかにはダウンを採用して防寒性を高めたモデルも。
比翼仕立てといったディテールを備えたデザインがクラシックとされている。
他のビジネスアウターと比較して、かなりミニマルなデザインのため、ビジネスシーンで着用しても何の問題もない。
ヘルノ/HERNO ステンカラーコート GORE-TEX
ヘルノが誇るサルトリア仕立ての職人技が光る「ラミナーコレクション」の一着。
ヘルノとは、スタイリッシュな薄軽ダウンでその名を轟かせているブランド。そもそもはレインコートの製造ブランドとして1948年に誕生。
クラシカルな雰囲気とテクノロジーを絶妙に融合した高品質なアイテムは、セレクトショップや感度が高い大人たちから多くの支持を得ている。
防風性と透湿性などの機能性を備え、内側にダウンパティングを施した、ダウンコート。
2レイヤーで防水性や防風性に長け、通気性も向上した「ゴアテックス」を採用。デザイン性に加えて、機能性にも優れた、まさしく「豪華」な一着。
キルティングジャケット「お洒落なでビジネススタイルといえばコレ」
1990年代にイタリアで流行したスーツにキルティングジャケット。
一過性のトレンドではなく、近年ではビジネススタイルの定番となっている。
ブランドとしては、キルティングジャケットの代名詞となっている英国ブランド「ラベンハム」。同じく老舗アウターブランド「バブアー」が人気。
起源が乗馬用ジャケットのため、フォーマルなスタイルにはそぐわないものの、ビジネスシーンに合わせるなら問題はなし。
機能的なだけでなくスポーティーな印象も与える変幻自在のジャケットである。
次回、アルスターコート、トレンチコートについて紹介する。