8月に入り、今年も本格的な猛暑の季節がやってきた。
最近では日中30度を下回ることはほぼなく、遂に群馬県と埼玉県では最高気温が40度を超えた。
今年はそんな炎天下の中、コロナウイルス対策としてマスクをしながら行動しなければならない。
熱中症による救急搬送者数は例年に比べて高推移で増加しており、注意が必要だ。
そんな中、ソニーから発売された手軽に熱中症対策ができる「REON POCKET」に注目が集まっている。
このREON POCKETは「着るクーラー」としてインナーウェアにデバイスを装着し、首元から冷やしてくれる。
アプリ上でその人にあった温度を4段階から調整が可能だ。
そこで今回は、この夏必見の熱中症対策アイテムとしてオススメの「REON POCKET」について紹介していきたいと思う。
目次
「REON POCKET」は何が違うのか?
これまで熱中症対策として冷感シャツや冷感スプレーなど様々な製品が販売されてきたが、この商品は革命的な発想で周囲を驚かせている。
簡単に「REON POCKET」の特徴をまとめておこう。
- 全ての操作をアプリで管理
- 夏・冬の両方で使用可能
- 専用インナーで装着感ゼロ
各項目に分けて、詳細を見ていきたいと思う。
スマホ操作で簡単に自分好みの温度へ
この「REON POCKET」は本体とBluetoothで接続することで、専用アプリを通じて簡単に操作ができる。
アプリ上では3つのモードを選択でき、それぞれの状況にあった使用が可能。
- マニュアルモード 自分で好きな温度を4段階から選択。風量の調節や冷風か温風を選択。
- マイモード 自分に適した温度設定やタイマーなどを保存し、利用可能。
- オートモード 複数のセンサーが本体の温度や使用者の動きに合わせて自動的に温度を調整。
しかし、このオートモードは稀に誤判断し温度が下がらない場合があるので、時には自分で操作する必要もある。
基本的に通勤時はオートモードで使用し、特に涼みたい時(電車の中等)はマニュアルモードがオススメだ。
夏はひんやり、冬はあったかく
気になる効果だが、実際に十分な作用があることが証明されている。
5分間、室温30度でREON POCKETを使用して安静にした結果、-13度も体表面温度が下がった。
また、この製品は夏用だけに注目されがちだが実は冬にも活躍する。
実験で室温が15度の環境で5分間使用した結果、+8.3体表面温度が上昇した。
ヒートテック一枚で+3〜4度の体表面温度の上昇なので、これはヒートテック2枚分に相当する。
これ1つ持ち運ぶだけで、これまでしてきた沢山の重ね着の必要がなくなるかもしれない。
夏でも冬でも万能に対応したポータブル次世代型クーラーとして期待が高まる。
専用インナーで装着時も一切目立たない
「REON POCKET」の構造はいたってシンプルに作られている。
別売りの専用インナーの首元あたりに本体を装着し、冷気もしくは暖気が直接肌が触れることでより効果を実感できる。
専用インナーは収納ポケット付きで、吸水性能の良いポリエステル素材を使用し、嫌な汗を効率よく吸収。
インナーはホワイトかベージュの2色、S/M/Lの3サイズから選べて価格は全て1,980円となっている。
また、これまでの冷感グッズはミニ扇風機など持ち運びの際、周りの目を気にすることも多かった。
特にビジネスや仕事中の方は見た目を気にして、使用できなかっただろう。
しかし、この製品はインナーに本体を装着し、その上から服を着ることで見た目では使用しているか全くわからないのも嬉しい点だ。
その他性能・価格
気になるバッテリーだが冷却使用時で2.5時間、温熱使用時で2時間の使用が可能。
若干やや心もとない気もするが、通勤やちょっとした買い物程度であれば十分だろう。
しかし、防水や防滴機能は搭載されていないので激しい運動や雨天時には向いていない。
使用後うっかりそのまま洗濯機に入れないように注意も必要だ。
価格は16,000円と熱中症対策アイテムとしては少し高価になっている。
しかし、優れた性能や夏だけでなく冬にも使えることを考えると妥当な価格ではないだろうか。
現在ソニーショップでは販売が終了し、楽天やアマゾンなどのECサイトのみの販売となっている。
人気沸騰中で在庫切れが多数なので早めの注文をオススメする。
まとめ
いかがだったろうか。
ソニーが暑さ対策に本格的に力を入れてきた。
これまでの熱中症対策アイテムと違い、冷却効果が段違いなのでこれからの暑さが不安な方にはオススメの商品だ。
見た目も気にならないことから、ビジネスマンも安心して使用できる。
「With コロナ時代」である2020年、マスクをつけて暑い夏を乗り切るためにもぜひ検討してみてはいかがだろうか。