香りは相手に印象を当てることができるアイテム。
「匂い」というのは不思議だ。
印象だけでなく記憶なども呼び覚ましてくれる。
例えば、実家に変えれば目を閉じてても、自分の家だと匂いだけでわかってしまったり、町の匂いの変化でもうすぐ冬が来るなあと感傷的になったりする。
また人に会うとき、顔を見なくても、匂いだけで誰かを選別したり、誰の私物なのかを判別することができる人もいる。
そう考えると「香り」に気を付けるというのは、重要なことではないかと思える。
実際いくつも匂いが与える人への影響に関する論文はいくつもあり、脳に影響を与える要素になっていることは実証されている。
今回はそんな人の印象を変えるための「香水」についてお話したいと思う。
特に私がお勧めする『Aesop』というブラントを紹介する。
目次
『Aesop』ってなんのブランド?
Aesop(イソップ)とは
Aesop(イソップ)は1987年オーストラリア・メルボルンに創業されたスキンケアブランド。
最高品質の植物由来成分にこだわった製品作りを徹底しており、安全性と有効性の高いモノが店頭に並んでいる。
一切の動物実験を必要としない。
特に環境に配慮されらブランドイメージがあり、商品のボトルや店内まで自然に溶け込むイメージでデザインされている。
2011年には、ニューヨークにノリータ店をオープンさせており、店舗デザインは建築家のジェレミー・バーバーが担当している。彼はグランドセントラル駅のイソップキオスクのデザインを手がけており、環境建築家として知られている。
そして、ノリータ店では、返品回収された『ニューヨーク・タイムズ』が内装デザインに使われている。
日本においても幅広く展開されているが、化学的に加工がなされていないのが特徴となっている。
植物の自然なままの姿が感じられ、均一化されていない手作り感が魅力である。それ故、本物志向の男性から支持を受けており、ダークカラーを基調としたデザインも高評価を受けている。パッケージに関しても、知的な持続可能性がデザインされており、同時に使い勝手が良くなるように設計されている。例えば、遮光瓶のようなパッケージは、紫外線や温度変化に弱い植物成分を保護している。また、コスメアイテムにありがちな、過剰な包装も排除しており、地球環境に配慮した販売方法を採用している。
その延長線上として、派手な宣伝広告を行なっていない。
その主張の強すぎない自然の香りが女性に人気で、プレゼントとして選ばれることも多い。
ただAesopは基本的にユニセックスなので、性別を選ばず使うことが出来る。
私も店舗に足を運び実際色々試した中で、特に女性っぽいや男性っぽいなどの特徴的な印象を受けなかった。
イソップ Aesop香水の値段
イソップの香水の値段は香りによって異なり
9,300円~19,800円という価格帯。
自分へのご褒美や大切な人への誕生日プレゼント、ギフトとしてもおすすめ。
『Aesop』の香水
スキンケアで有名なAesopだか香水も3種類展開している。
- ヒュイル
- マケラッシュ
- タシット
- ローズ オードパルファム
それぞれの嗅いでみた特徴は下記の通り。
ヒュイル
ヒュイル・・・「日本の森の追憶」と謳われており、新緑の香りで少しスパイシー。
苔・霧・檜葉の木をイメージして作られた香りで、匂いは森の中いることを感じさせてくれる。
柑橘系のような変な甘さがない、さっぱりした香りが特徴的。
マラケッシュ
マラケッシュ・・・「永遠の喜び」と謳われる、ネロリやベルガモット、カルダモン、クローブの精油を配合したスパイスが効いた香り。
モロッコのマラケシュにインスパイアと受けた香水。
個人的には好き嫌いが別れやすい匂いだと思う。
イソップ マラケッシュ インテンスオードトワレ 50ml MARRAKECH INTENSE EAU DE TOILETTE [並行輸入品]
タシット
タシット・・・「言葉に表さない」という意味を持つ、主張が強すぎないほのかな香りが特徴。
ハイチ産のベチバーハート、エジプト産のバジルオイルと柚子を調合した知的な匂い。
バジルグランベールと爽やかなシトラスノートが特徴。
個人的には一番好きな香りで、万人に受けるタイプの柚子の柑橘系の爽やかな感じが利いた優しい香りだ。
ローズ オードパルファム
ローズオードパルファム・・・
イソップ4作目のフレグランスとして誕生したのが「ローズ オードパルファム」。
フランスを代表する建築家でありインテリアデザイナーのシャルロット・ペリアンと、彼女の名を冠した“和バラ”から着想した香水となっている。日本の“和バラ”を彷彿とさせるかぐわしいローズの香りから、匂い立つようなフローラル、ウッディなベチバーなどに変化。
イソップ ハンドソープ ハンドバーム ボディ&ハンド
まとめ
香水を買う上で誰が対象なのかを考えることは大切かもしれない。
ビジネス、男女関係などその目的は様々だろう。
私の場合はもちろん相手にいい印象を与えたいという思いもあるが、どちらかといえば自分のためだ。
リラックスしたり、仕事の気合いが入ったり、香水はそんな力を高めてくれるのは冒頭にお話した通り。
また中には相手に見下されないため、少しきつめの香水をつける人もいるだろう。
柔らかい匂いはリラックスでき、嫌われることの少ない匂いだが、時に特徴的な匂いで相手に違った印象を与えることも重要かもしれない。
Aesopはどちらかといえば、前者かもしれないが、ビジネスでも使える商品だと言える。