iPad miniでスマホ脱却なるか。
前回iPadが仕事でいかに役立つのかに関する記事を更新した。
iPadOSが秋に公開されるのに先駆け、購入を進めている人も多いはず。
タブレットならではの機能に加え、スマホの能力もカバーしているiPad。もしかするとiPadだけでの生活もありえるのではないだろうか。
今回はそんなiPadだけで暮らしていけるのかどうかを検証してみたいと思う。
ミニマリストならいかに荷物を減らして生活できるかは重要なポイント。少しでも参考にしてもらえれば嬉しい。
iPad miniで生活できるのか?
iPadで生活するとなった場合、サイズ感の問題は最初に考慮しなければならない。
そこで今回はタブレットの中でも一番画面が小さいiPad mini(第5世代)で考える。
まずはiPad miniの主な特徴をまとめる。
- 約300gと6.1mmという驚きの薄さ。持ち運びに最適なサイズ感
- 7.9インチのRetinaディスプレイを採用。大きすぎず小さすぎない画面サイズ
- 最大10時間持続バッテリー
- 最新機種iPhoneXSにも採用されているNeural Engineを搭載したA12 Bionicチップ搭載
- Apple Pencil(第一世代)対応
- iPadOS対応範囲内機種
何より、嬉しいのはApple Pencilが使えるという点。
資料やスライドなど手書きで書き込め、データも複数に分けて保存できる。
紙媒体を持ち歩く手間が省けるし、同時にiPadを通じた通信やモニターにつないで誰かと簡単に共有できる。
ディスプレイサイズは各個人で違いはあるが、iPad mini 7.9インチのサイズ感でも問題はない。
紙媒体に近い大きさで、スマホだと少し見にくいもの。
例えばカレンダーや電子書籍、PDF、プレゼン資料など、少し画面が大きくなるだけで使い勝手の良さは広がる。
またNetflixやYoutubeなど動画を見る時にも、活躍してくれるだろう。
加えて今後のiPadOS対応の時代がくれば、スクリーンをスプレッドして使用することができるのでマルチタスクも可能にしてくれる。
この点についてはスマホではカバーできない点であり、タブレットを持ち歩くメリットである。
スマホの便利なところ
iPad miniはスマホの機能も考慮しているのは確かだが、果たして十分なのか。
タブレットに出来ないことをまとめてみよう。
- 電話回線を使った音声通話
- 非接触支払いができない
- Appleウォッチの連携
スマホの良いところは当たり前だが電話回線が使えること。
最近ではLINEで済ませる人も多いが、ビジネスの場面ではまだまだ通常の電話を利用する人も多いはず。
またミニマリストなら支払いもカードではなくスマホで支払う人も増えてきた。
例えiPad miniが対応したとしても、あの媒体を駅や支払い時に見せるのは少し恥ずかしいかもしれない。
またメッセージやちょっとしたニューズなど片手で気軽に操作できるのは重要かもしれない。
その点iPad miniではなかなか難しくまだ上記の点をカバーできている訳ではない。
オススメの使い方
完全にiPad miniだけで暮らすというのは少し難しいことはわかった。
しかしタブレットできる範囲の広さを考えれば、メイン機として使っても不足はないだろう。
そこで私が提案したいのは、旧型のスマホ+iPad miniという組み合わせ。
もちろん最新スマホを購入するのもいいかもしれないが、お財布にも限界はある。
なぜこのような方法が良いのかといえば、旧型iPhoneでも先ほどお話した3点はカバーしてくれているからだ。
本当に必要な時だけスマホを使う。サブ機として活躍してもらう方が良いのではないか。
特にiPhone SEやiPhone 6sの時代の軽量、コンパクトサイズのスマホと併用すれば普段の生活で何の問題もなく、ミニマリストとしても最初の荷物で過ごす事が出来る。