未来の靴「ナイキ アダプト bb」が発売されました。
現在中古(未使用品)が売られており、購入機会も増えた商品。
「ナイキ アダプト bb」は電動シューレースシステム搭載のシューズで、自動でそれぞれの足のサイズに合わせてフィットしてくれます。
前作は「バックトゥーザフューチャー」で登場したシューズをモチーフにデザインされた「ナイキ Mag」でしたが、
(ご存知かと思いますが、本映画は主人公が未来や過去にタイムスリップし自分の人生を切り開いていく映画です)
今回は前作販売価格の約半額で、汎用性の高い、普段使いでも使えるデザインのシューズです。
早速ナイキ アダプト BBの魅力に迫っていきたい思います。
目次
ナイキ アダプト BBが生まれた背景
ナイキ アダプト BBのBBはバスケットボールから来ており、バスケットボール用シューズとして開発されました。しかしそのクールなデザイン性とテクノロジーを融合した魅力的なシューズとして普段使いで購入を検討している人も多いです。
バスケットボール選手は試合中、足のサイズがハーフサイズ大きくなると言われています。よって試合前にセットしたサイズ感がフィットしなくなってくるそうです。
ナイキ アダプト BBはこの点、状況に応じてフォット感を調整してくれる機能が搭載されている。例えば試合中にフリースローなどで選手が休憩する時間などがあると思いますが、その際自動で締め付けを緩め血流を促してくれます。試合が動き出すと、サイズが締め直され、選手がプレーしやすいよう臨機応変に対応してくれます。
こだわりのデザイン
NBAトッププレイヤーの意見を採用し、形状は少しハイカットで足首をしっかり守るように設計されている。
アッパー(靴の底以外の部分)の外側の黒部分は「ナイキ フライニット」が採用されており、ポリエステル糸で編んだ、柔軟で強度の高い性能を生み出しています。
内側の白の部分は「クワッドフィットメッシュ」を使用し、4方向に伸縮する柔軟なフィット感を実現しています。
クッション部分がクシュロンが採用れており、最近のバッシュでは「Nike Kyrie4」と同じです。
靴底はピポットポイントが配置されており、よくグリップしてくれそうな構造になっています。
シューズサイドには2つのライトが取り付けられ、全14色の色を変えられる他、残りの電池残量も確認することもできます。
シーンに合わせたフィット感の調整
フィット調整はスマホから調整する方法と、サイドのライトボタンから調整する方法の2つあります。
シーンに合わせて3段階調整することが可能です。
- ストリートモード(外履き向けに少し緩めのフィット感)
- ワームアップモード(試合前のアップなど軽めの動きをする時に最適なフィット感)
- ゲームモード(試合中の激しい動きに対応するしっかりとした締め付け感)
現在はこの3ウェイのモード機能のみとなっていますが、さらに様々なシーンに合わせた機能を搭載する可能性は十分にあると思われます。また残充電容量はスマホ確認する事ができ、万が一充電が切れてしまった場合でも、シューズを脱げるように構築されています。
個人的には運動状況や、運動の癖などデータを集積し解析、消費者への可視化など今後さらなる進化を期待しています。
その他機能
充電時間
充電時間は早く下記Youtube動画では50%の状態から約45分でフル充電されたということです。
さらに1回の充電で約2週間使用することができるため、毎日充電残量を気にする必要はなさそうですね。
充電方法は専用の台に乗せることでワイヤレスで充電することができます。
幾度となく計算され繰り返された耐久テスト
ナイキ ハイパーアダプト 1.0と同様、ナイキ アダプトBBも、衝撃テスト、厳しい気温状況への対応力を調べるテスト、何万回も動きを繰り返す耐久性に関するテストや、汗っかきの足を想定した防水性に関するテストなどを含む、様々なテストを経ています。こちらに、ナイキの研究者たちが、ナイキ アダプトBBを求められる機能を満たすシューズにするために、その歴史の中でも最も多くの試験を行った様子をご紹介します。
注目すべき点を要約しますと
・2900回の締める緩めるなどの動作を可能
・バッシュについているボタンは40,000回の操作に耐えられる
・約350kgの力を30,000回加えるテストに耐えた
・約480kmの距離に耐えられる設計
・耐熱温度は約60度、湿度は85%まで対応可能
・3分間で約300リットルの水をかけても壊れない防水機能
気になる価格は?
本シューズは下記Amazon、楽天にて9万円と高額で設定されており、販売時に手に入れる事ができれば資産として価値がついてくる可能性もあります。(日本での発売は4月5日になっており、海外輸入品によるプレミア価格だと思われます)