家は何も気にせずくつろげる唯一のプライベート空間。
一日仕事または学校などで疲れた体を休められる場所は自分の家。
なるべく早く帰りたいと思う人も少なくはないだろう。
ゆっくりご飯を食べた後、ゲームをしたり、本を読んだり、中には家が落ち着くからこそ仕事を持ち帰る人もいるかもしれない。
そんな自由な時間に、映画鑑賞を浸ることも趣味の1つとしては有意義な時間の過ごし方。
私も週に1本は必ず視聴し、友人などにシェアしながら、より良い映画を探している。
さて今回はそんな映画をみる環境を整えるための、オーディオについてお話したいと思う。
まるで映画館のような世界に連れて行ってくれる立体オーディオは娯楽のひと時を一段階レベルアップしてくれるだろう。
Dolby Atmosを楽しもう!
Dolby Atomsとは3次元空間でサウンドを楽しむために設計されたサラウンド記録再生方式。
映画館に行けばそれを実感できると思うが、人や音楽、物がまるで自分の側にあるように感じられる。
例えば映像上でキャストAに対し、キャストBが背後から近づいてくる場面。
サウンドも映像に合わせ、聞いているユーザの後ろから人間が近づいてくるような音を収録する。
雨が降れば、雨音は天井から床へ。映画撮影時には様々な音の位置を認識し
360度方位全ての音を再現する。
まるで自分も映画の主人公のうような迫力ある感覚を味わえることができる。
自宅でも映画館のような体験を
そしてそんな映画館のような環境を自宅にも構築できる。
簡単な方法はサラウンドヘッドフォンを使う方法。
サラウンドシステムに対応しているモノを選び、映画やゲームを視聴することが出来るが
今回の趣旨とは少し異なるので、またの機会に紹介したい。
リビングなどの部屋で立体音響を楽しむ方法は、オーディオを部屋中に設置する方法。
具体的にはオーディオを部屋を囲むように配置し、360度方位、加えて天井にもオーディオを備え付け
音の球体の中にいるような状態にする。
配置方法はDolbyの公式ホームページにて紹介されている。
サラウンドサウンドに適した位置にスピーカーを設置する
ホームシアターで最高のサウンドを楽しむには、スピーカーを最適な位置に配置する必要があります。ドルビーのガイドでは、基本的な配置情報、部屋に関する注意、その他のヒントについて説明し、開始できるようになっています。
1つずつ購入するのも、いつになれば全方位に達成するかと考えていると映画を楽しめないかもしれない。
SONY HT-Z9Fがおすすめ
数ある音楽製品メーカの中でも有名なSONYのオーディオ。
すでにヘッドフォンやスピーカーなどでその魅力をご存知の方も多いのではないだろうか。
今回紹介するサラウンドを楽しむための製品「サウンドバー」についても高い定評がある。
中でも「2019年 [音元出版]ホームシアターグランプリ 金賞」、「2018年 [音元出版]技術賞」
を獲得しているサウンドバーが『SONY HT-Z9F』。
たった2つのオーディオ機器で包み込むような3次元立体音響を味わうことが出来る。
設置方法は写真の通り、テレビの下にメインスピーカー1台、サイドにサブスピーカーを1台設置するだけ。
複数台購入しなくてもいいので、経費も抑えられ、設置の手間が省ける。
主な特徴
- 『Vertical Surround Engine』搭載
- CD音質を凌駕する「ハイレゾ音源」対応
- 人の声をクリアに表現したセンタースピーカー
- サブウーファーで映画、音楽に収録された低音を忠実に再現する
- 深夜の視聴に応じた、小音量・高音質システム「サウンドオプティマイザー」
技術力の高い音響システム
特に素晴らしい技術は『Vertical Surround Engine』。
フロントのスピーカー1台で高さ方向をカバーしたサウンドシステムにより三次元立体音響を再現している。
実際サラウンド環境を作ろうとすれば、天井にスピーカーを設置しなければならないので
手間と経費がかかってしまうので、簡単には出来ない。
しかしSonyのサウンドバーは別途スピーカーを用意することなく、同じ環境を作り出すことが出来る。
高さ方向だけでなく、サイドからも音響を楽しめる空間が、独自の技術により達成されている。
特に他社でもサウンドバーは販売されているが、それらの中には壁に音を反射させてサラウンドの状態を作ることがある。
SONYはその点、壁からの反射音を使用しないので、部屋の形状を意識する必要がないというのがまた驚きだ。
必要なのはただテレビの前に座ること。
ハイレゾ音源対応
加えてウォークマンを使う方ならご存知かもしれないが、ハイレゾ音源にも対応。
ハイレゾ音源とは音楽CDの原音をより高い周波数とビットレートで変換し、音源を超える情報量を抽出し出力したもの。
CDの約6.5倍のいい音を楽しめると謳っている。
映画と音楽は別物と考えている人も少なくないのではないだろうか。
映画はテレビで見るもの、音楽はイヤホン、ヘッドフォン、または別途スピーカーを用意して聞くもの。
これを一体化してどちらも楽しめるというのだから、ミニマリストにとっても嬉しい。
まとめ
SONYから複数のサウンドバーがラインナップされている。
対応音源や通信規格などの詳細も少し異なってくるが、一番の違いは音質。
高ければ高いほどより鮮明なリアルな音を楽しむことが出来る。
とはいえSONY製品。どれも手を抜かず満足できる商品であることは間違いないだろう。
財布と相談しながら、モデル選びしてみるのも良いかもしれない。