吸引力が変わらない、待望の史上最軽量モデル。
世界的電気機器メーカーのダイソンは10月8日、新型「Dyson Micro 1.5kg」を発売した。
25%の軽量化・20%の小型化に成功した「Dyson Digital Slim」を更に改良。
今回はシリーズ最軽量を実現し、最新のテクノロジーを駆使することで更に吸引力が向上。
他にも過去モデルと比べて大幅な進化が見受けられる。
そこで今回はこの新型「ダイソンマイクロ」を紹介するとともに、過去のモデルとの違いについて比較していきたいと思う。
目次
ダイソンマイクロは何が新しくなったのか?
今年6月に発売されたデジタルスリムは数ある掃除機ランキングの中で、常に上位にいる大人気商品となった。
しかし、今回の「ダイソンマイクロ」はデジタルスリムを更に上回る改良がされた。
簡単に改良された点をまとめておこう。
- シリーズ史上最軽量1.5kg
- ボタン式スイッチの採用
- 変わらない吸引力
各項目に分けて、詳細を見ていきたいと思う。
たった1.5kgで、誰でも気軽・簡単に掃除
半年前に発売されたデジタルスリムは全体で25%軽量化され、重さが1.9kgとなった。
それでも長時間女性が掃除するには重く、依然として向いていないという声もあった。
しかし、今回の「ダイソンマイクロ」は更に軽量化され、驚きのたった1.5kgに。
言い換えると、掃除機が1.5Lのペットボトル一個分の重さということになる。
女性はもちろん、子供から高齢者を問わず誰でも簡単に長時間扱えること間違いなしだ。
旧型(V11)は2.72kgだったので比較すると、なんと1.2kg以上軽くなったことになる。
また、本体だけでなくクリーナーヘッドも45%の軽量化に成功。
横幅も更にスリムになったので、より狭いところや細かいところまで綺麗にしてくれる。
静電気の発生を抑えるカーボンファイバーブラシにより、髪の毛が絡みにくいので大きなゴミから小さなホコリまで同時に吸い取る。
シリーズ最軽量のコンパクトを実現することで、誰でも気軽にそして簡単な掃除が可能になった。
トリガーを廃止、ボタン式スイッチを採用
ダイソン掃除機シリーズで重さの次に不満が多かった点が、トリガースイッチだ。
ダイソンでは掃除機を動かすためにトリガーを引き続ける必要があり、面倒という声が多かった。
加えて、手持ち部分にトリガーが位置しているため、掃除機をしっかりと握り込めず安定もしない。
しかし、今回のモデルではトリガーがを廃止し、ボタンで全てを操作する。
ボタンは上が電源ボタン、下がMAXボタンとなっておりシンプルで使いやすい。
従来の掃除機とは違い、手持ち部分を奥までしっかり握れるので安定した操縦が可能だ。
軽量化してもパワフルな吸引力
小型化されることによって懸念されるのが、吸引力の低下だ。
特にダイソンが吸引力が魅力なので、小型化によって失われてしまっては元も子もない。
しかし、新型Dyson Hyperdymiumモーターによって毎分最大105,000回転を実現。
モーターの回路基板設計を徹底的に見直すことで、より太い直径の銅巻線を採用した。
これにより、これまでのモデルとなんら遜色のない吸引力を再現している。
ダイソンマイクロはどんな人におすすめ?
コンパクトでパワフルな吸引力も持ち合わせているダイソンマイクロ。
一見完璧に見えて、小型化ゆえの欠点もあるのでご紹介する。
稼働時間が短い
最大駆動時間は20分とデジタルスリムの半分となってしまっている点は注意が必要だ。
強モードに至っては5分のみしか使用ができない。
充電時間も約3時間半を要するので、無駄使いはできないのは残念だ。
ただ掃除機自体は非常にコンパクトで場所を取らないので、一人暮らしの方や家がそこまで大きくない方にとっては最適だ。
反対に、家族や部屋数が多い方などはデジタルスリムの購入をおすすめする。
その他性能・価格
従来モデルと変わらず「マイクロ」はスティッククリーナー、布団クリーナー、ハンディクリーナーの一台三役としても使用可能。
また、付属品も充実しており追加で購入する必要が一切ないのも嬉しい。
気になる価格だが、税込64,500円と他モデルと比べて若干抑えられている。
LED隙間ノズルや専用充電ドックが付属するProモデルは税込75,900円だ。
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まとめ
いかがだったろうか。
市場最軽量モデルとして改良が加えられた「ダイソンマイクロ」
1.5kgでありながらパワフルな吸引力は健在しており、まさに理想の掃除機だ。
特に、これまで掃除機に重さに苦戦していた方におすすめしたい。
価格もダイソンの掃除機としては非常にお手軽なので、ぜひ検討してみてはいかがだろうか。