ユーザーが欲しい機能をひたすら詰め込んだ。
近年中華スマホというワードが注目される中で、安くても高性能が売りのスマホが数多く登場している。
カメラ、バッテリー、防水、大画面などスマホに求めることは多いと思う。そんな中この2020年の夏、その全てを実現したスマホが約25000円で販売された。
今回はそんなスマホ市場のバランスをぶち壊すようなスマホ「Redmi Note 9S」を紹介しようと思う。
目次
Redmiってどんなメーカー?
Redmiは現在世界シェア4位のXiaomiが展開するサブブランドだ。
「高品質×低価格」を売りにするXiaomiだが、日本に上陸したのは昨年末。世界初の1億800万画素×5眼カメラを搭載した「Mi Note 10」を発表するなど、その技術力には定評がある。
RedmiはそんなXiaomiの技術を組み込みつつ、さらに安価になったコスパ重視ブランドである。
Redmi Note 9S
ユーザーが求める機能を全て詰め込んだと書いたが、それでは一体どんな機能があるのだろうか。簡単に紹介しようと思う。
- 6.67インチのパンチホールディスプレイ
- 4800万画素を含む4眼カメラ
- 5020mAhの超大容量バッテリーと18Wの急速充電
- 側面に電源ボタンと一体型の指紋センサーを搭載
- 省電力かつパフォーマンスも比較的良いSnapdragon 720G搭載
- 赤外線通信機能搭載なのでリモコンとして使える
- デュアルSIMとMicroSDのトリプルスロット
- P2i規格適合の防水防塵性能
- ヘッドフォンジャック搭載
これを25000円で買えてしまうと思うと恐ろしい。
CPUのSnapdragon 720GはAntutuベンチマークテストで25万点前後のスコアが記録されている。720Gのように"G"のつくCPUはゲームやエンタメ向けの機能が強化されているので、普段使いはもちろんゲームも問題なく遊ぶことができる。
生体認証は顔認証だけでなく指紋認証にも対応しているのでマスクを着用していてもロック解除が可能だ。電源ボタンを押せばそのまま認証してくれるので非常に便利。
また最近のスマホには搭載されなくなりつつある赤外線通信機能、MicroSDスロットとヘッドフォンジャックも搭載している。個人的に気に入っているのは赤外線通信機能。専用のアプリを使えばテレビやエアコンを操作できるので、わざわざリモコンを探す必要が無い。もちろん日本のメーカーにも対応しているので安心してほしい。
バッテリー持ちはトップクラス
一般的なスマートフォンが4000mAh程度のバッテリーを搭載する中、Redmi Note 9Sのバッテリーは5020mAhである。省電力性能に優れたSnapdragon 720Gを搭載していることも相まって、バッテリー持ちはトップクラスだ。使い方にもよるが、2日に1回の充電で十分だろう。
実はバッテリーは使っていくうちにどうしても劣化してしまう。バッテリー容量の少ないスマホだと1、2年で1日持たなくなることもあるが、このRedmi Note 9Sに関してはその心配もない。XiaomiはOSアップデートのサポートが長いことでも有名なので、長く使えるスマホを探している人にもオススメ。
フラッグシップスマホも顔負けのカメラ性能
Redmi Note 9Sに搭載されているカメラは4つ。
- 4800万画素のメインカメラ
- 800万画素の超広角カメラ
- 500万画素のマクロカメラ
- 200万画素の深度カメラ
Redmi Note 9Sがあればシーン毎に異なるカメラを使った撮影ができる。
例えば花や虫を近くで撮影したいときやポートレートモードを使いたいとき。望遠レンズを使った撮影も可能ではあるが、近くまで寄れなかったりボケ具合が正確でなかったりと問題がある。
Redmi Note 9Sは高画素カメラや超広角カメラに加え、マクロカメラと深度カメラが搭載している。これにより望遠レンズでは実現できなかった精度の高い撮影を可能にした。またRedmi Note 9Sは夜景モードにも対応しているので、暗い場所でも明るい写真を撮ることができる。
Redmi Note 9Sを半額以下で買う裏技
約25000円で売られているRedmi Note 9Sだが、現在OCNモバイルで行っているセールで買えば最安で約1万円で買うことができる。OCNモバイルのプランとセットで申し込む必要があるので、現在新規契約やMNP乗り換えを検討している人にはオススメ。詳しくはこちら
まとめ
今回は25000円で買える全部入りスマホ、Redmi Note 9Sを紹介した。この価格帯でここまで機能が充実しているスマホは過去に例がない。
最新の機能を使ってみたいけどあまり予算がないという人にはピッタリの一台。ぜひこの機会に検討してみてはいかがだろうか?