海外によく行く人はこれひとつ持っていればOK
外出先でパソコンをを使う人にとって欠かせないものといえば充電器。
一昔前まではパソコン用の充電器といえば大型なものが多かったが、近年ではUSB-Cの普及もあり小型化が進んでいる。当ブログでも過去に紹介している。
しかし海外によく行く人にとってはどうだろう?小型なパソコン用充電器とは別に海外用変換プラグを持ち歩かなければならない。結果的に充電器+変換プラグで大きくなってしまうのだ。
今回はそんな悩みを解決してくれる商品「PowerPort III 65W」を紹介しようと思う。
目次
Anker 「PowerPort III 65W」
Ankerはモバイルバッテリーや急速充電器などの販売を行うハードウェアブランド。
高品質ながら低価格であるため、人気のメーカーだ。パソコンやスマホにあまり詳しくない人でも一度は耳にしたことがあるのではないだろうか。
PowerPort III 65WはそんなAnkerがこの夏リリースした最新の充電器だ。まずは簡単に特徴をまとめよう。
- 取り替え用に3種類のプラグが付属
- Anker独自技術PowerIQ 3.0 (Gen2)対応
- Appleの61W充電器より34%小さいコンパクト設計
- 過電圧保護、温度管理などの多重保護システムによる高い安全性
- 65Wの高出力充電
付属の海外用プラグと取り替え可能
この充電器の目玉は取り替え用の海外用プラグが付属していること。充電器のプラグ部分を取り替えることで、海外でも変換プラグを持ち歩くことなく充電が可能になる。
PowerPort III 65Wに付属しているプラグは3つ。
- 日本やアメリカで使えるAタイプ
- ヨーロッパや韓国で使えるCタイプ
- イギリスやシンガポールで使えるBFタイプ
この3種類のプラグがあれば70カ国以上で使うことができる。
また電圧に関しても100Vから240Vまで対応しているので変圧器は不要だ。
PowerIQ 3.0(Gen2)の実力
PowerIQとは接続されたデバイスが何なのかを判別し、充電を最適化する技術のこと。この機能があることにより効率的な高速充電、バッテリーの浪費防止機能が実現された。
またバージョン3.0がリリースされたことによりPower Delivery(PD)に対応し、最大で100Wの出力が可能になった。
PowerPort III 65Wは65Wの充電に対応していて、13インチMacBook Proを充電する場合は約2時間で充電することができる。
2ポートバージョンも
PowerPort III 65Wには2ポート搭載されているモデルもある。基本的な性能は1ポートモデルと同じだが、最大出力は60Wに抑えられている。
またこちらは従来のシリコン素材ではなく新素材GaN(窒素ガリウム)を採用している。シリコン素材を採用している充電器に比べて充電効率が良く、発熱も少ない点もこの製品の魅力だ。
分配する電力の最適化も可能
2ポート搭載の充電器を使って2つの機器を同時に充電する場合、基本的に電力は均等に分配される。
例えばMacBook ProとiPhoneを同時に充電する場合。電力は30Wずつ供給されるのでiPhoneに必要以上の電力が供給され、MacBook Proの充電速度は落ちてしまう。
そこで注目なのがPowerPort III 65Wの機能。接続されたデバイスによって供給する電力の割合を変えることにより、効率よく充電することができる。
まとめ
今回は変換プラグ無して使える充電器「PowerPort III 65W」を紹介した。
プラグを取り替えられる機能に加え、充電器単体としての性能も高い。
海外によく行く人はぜひこの機会に検討してみてはいかがだろうか。